内容説明
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小泉政権では、官邸主導で経済政策が決められた、という通説がある。本書では、不良債権処理、予算編成、税制改正の政策決定過程を分析し、この通説を批判的に検討するとともに、小泉・竹中両氏が、自らの理念に沿った経済政策をどの程度実現しえたかを検証する研究書。
【主な内容】
第1章 小泉改革は揺らぐことなく進んだのか――構造改革と官邸主導の政策決定
第2章 不良債権問題はいかにして解決されたのか――金融行政の政治学(1)政策過程
第3章 不良債権問題はいかにして解決されたのか――金融行政の政治学(2)分析
第4章 官邸主導の予算編成はどこまで実現したのか――予算編成の政治学
第5章 経済財諮問会議はなぜ税制改革に失敗したのか――税制改正の政治学
など。
目次
第1章 小泉改革は揺らぐことなく進んだのか―構造改革と官邸主導の政策決定
第2章 不良債権問題はいかにして解決されたのか―金融行政の政治学(1)政策過程
第3章 不良債権問題はいかにして解決されたのか―金融行政の政治学(2)分析
第4章 官邸主導の予算編成はどこまで実現したのか―予算編成の政治学
第5章 経済財政諮問会議はなぜ税制改革に失敗したのか―税制改正の政治学
第6章 2005年総選挙は政策過程をどのように変えたのか―「小泉支配」確立後の経済政策の政治学
第7章 日本銀行はなぜ金融政策を転換したのか―金融政策の政治学
終章 小泉改革の成果と限界
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中将(予備役)
じ