内容説明
ローレンは亡き夫の故郷スペインの、彼の生家である古城を訪れた。幼い双子の息子たちを、夫の親族に引き合わせたかったのだ。義兄のラファエルは、傲慢で、絶大な権力を持つ男性だった。彼はローレンの結婚生活が夫の生前から破綻していたことや、彼女のイギリスでの経済状態についても、すっかり調べていた。甥には最高の教育を受けさせなくてはならないと言い、ローレンの経済力ではそれは無理だと断言する。息子たちを取り上げられるのではとおののいたローレンに、ラファエルは結婚を申し込んだ。愛だって生まれるかもしれない……彼女は承諾するしかなかった。だがその後、ローレンが知ったのは、ラファエルが一方では以前からの恋人と密会している事実だった。■“ラテン系ヒーローとの恋物語”―情熱的で強引、圧倒的にセクシーなラテン系ヒーローの魅力が満載の名作をお楽しみください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
21
不誠実な夫が亡くなり、彼の実家に双子の息子を連れて行くヒロイン。義理の兄に子どもたちに安定した生活を与えられるからという理由の便宜結婚を申し込まれ…、ハーレクイン定番のお話ですな。しかし、三兄弟それぞれに想いを寄せられるヒロイン、モテモテ。顔を合わせたばかりで相手への信頼がすぐ育つ訳もなく、他にも女性がいるのではと思っちゃう気持ちは分かる、亡くなった夫がそうだったし。ヒーローもねえ、拗ねていないで本当のことを言えば良いのにわざと誤解させるような言い方するのってどうなの。終わりにもうちょっとページが欲しい。2018/05/27
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