内容説明
なぜアレクサンドロスがここにいるの?所用でパリのホテルに出向いたカリーは、自分の目を疑った。かつて兄のように優しかった彼は、冷淡な“世界の海運王”に変貌していた。彼を変えたのは、やはり七年前のあの出来事だろうか。本当にカリーなのか?この七年、彼女に復讐することだけを思い描いて、ただひたすら仕事に打ち込んできた。なのに、いざこうして再会したとたん、欲望がもたげてくる。いやだめだ。彼女に味わわされた屈辱を忘れてはいけない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
6
★★★☆☆再読。ヒロインを誤解したまま拒絶。7年後美しくなったヒロインに金銭的援助を盾に結婚を迫る。ヒーローはなんだかんだと非難しながらも時々優しい。ヒロインは昔傷つけらたことでパニック発作が。もうちょっとお互い素直になろうよ。2016/09/28
びわ
2
えーと…ヒロインいとこにおとがめは?本人登場して謝罪してほしかったな。ヒロインかわいそうだった。ヒーローは、欲望にとらわれすぎていたのかしら…家政婦さんもすぐにわかってくれたのにね…。なんかすっきりしないわー2013/02/07
akiyuki_1717
1
七年前のゴシップの出処をヒーローが誤解して始まる復讐劇ですが、色々書かれてても、ゴシップを流したことで、ヒロイン一家がどんな特を得られたのか、今ひとつ理解できなかった。写真を撮ってたことも、ヒーローが受け入れていたら、世に出ることはなかったわけで、当時は腹が立って冷静になれなかったとしても、再会した時には冷静な対応をして欲しかった。大会社の社長としては、全く冷静さに欠く行動で、経営者としても頭が硬すぎるでしょう。2015/08/18
MOMO
1
えーーーっ、悪の張本人にお咎め無し?罰をあたえろとまでは言わないけれど、せめて本人の口からアレクサンドロス君に謝罪して欲しかったわ・・・それにしても、いまどきの実業家のくせに、なんでカリーちゃんや、その仕事に関するのデータが中途半端なものしか手に入ってないのかしらん・・・そんなんで、よく大富豪になれたわねぇ?ほんと、いっつも思うんだけど、ロマンスの実業家は、ミステリーの実業家に比べて、少々お粗末だわ・・・2010/10/08
みろん
1
7年前にキスで自分の思いを告げた女性と、そのせいでスキャンダルに巻き込まれ婚約者を失った実業家とのロマンス。黒幕がけっこう陰険…。それなのにきっちり裁けないなんて…。2010/09/16
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