内容説明
万物がネットワークでつながり、他の存在者と感応関係にある情報社会。「あらゆる存在はメディアである」という汎メディア論の立場から、その本質を映画、小説、テレビ、写真、事件などを素材に、多角的なアプローチによって解明する。
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目次
序章 「情報社会」―言葉とイメージ(「情報社会」など存在しない? 「情報社会」か?「情報化社会」か? ほか)
第1章 テクノロジーからテクネーへ―情報社会と技術(テレビの終焉? ある人気テレビ番組コーナー終了の顛末 ほか)
第2章 マスメディアと最初の“情報社会”(靖國の巨大油絵 下岡蓮杖とは何者か? ほか)
第3章 二重化された社会(小説『1Q84』と情報社会 「リトル・ピープル」とは何者か? ほか)
最終章 問題としての「情報社会」―権力と身体(情報社会における二重性の恒常化 新しい“権力”のかたち―「ユビキタス」と「iGod」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
cybermiso
3
技術論・メディア論・情報社会論と盛りだくさん。矢継早に様々な社会学者や哲学者の引用があってスピード感があった。かなりの用語に括弧があったりカタカナ語のルビが振ってあってSFチック。情報化社会と情報社会の違いについてははっとした。情報社会のパラダイムを再認識。場所と空間が二重化され、ネットワークがノードを作り、人間と機械がノードとして同一化される世の中。その中で共同体や主体がどう扱われるかが興味深かった。2014/10/30
au-lab
0
個々の論点、技術をめぐる哲学的論考については面白く、「情報社会」を運動として捉え、ネットワークメディアのパラダイムを関係志向的に解釈する枠組みは興味深い。一方、全体を貫く「何か」が掴みにくく、最終的な日常実践における「思想」として視座を与えてくれるかというと少し弱い。2016/08/03
こんてんつくん
0
ざっくばらんに情報論の流れを確認するには良いかな、という感じだった。2011/12/22
kozawa
0
断片断片でみれば面白い考察、論もあり、それなりに面白く読んだが全体の趣旨に同意するかと言われるとなかなか厳しいものはあるが、まぁ、こういう本はもっと読まれてもいいんじゃないかくらいには思う2010/11/20




