講談社文庫<br> 新装版 バンダルの塔

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講談社文庫
新装版 バンダルの塔

  • 著者名:高杉良【著】
  • 価格 ¥764(本体¥695)
  • 講談社(2011/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062767217

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内容説明

日本の技術力を結集してイランの砂漠に巨大石油化学プラントを建設する――。IJPCの現場に立つ山中を待ち受けていたのは、想像を絶する炎暑、民族性の違い、オイルショックによる経済の混乱、そしてイスラム革命……。次々と襲いかかる困難に立ち向かった男達の栄光と挫折。経済ドキュメント小説の金字塔。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

誰かのプリン

19
オイルショックでのインフレ、イラン革命によって石油プラント建設が中止になってしまう。しかし日本人技術者の中に、革命中でも技術者を残す必要性を訴える人物がいる。残念ながら命の危険性から全員帰国したが、その無念は計りしれない。 2018/07/23

Francis

8
10年間も積読してた本(最近こんなのばっかりですね。在庫一掃セールみたい)経済小説家高杉良さんの名作。イラン革命により幻に終わったIJPCを題材にした小説。オイルショック・イラン革命の緊迫した状況の中でイランに石油化学コンピナートを建設しようとした一大プロジェクトの様子が生き生きと描かれている。解説の山内昌之さんが言われる通り「単なる愚挙」と片付けてはいけないのだろう。だからと言ってIJPCをそのまま肯定するわけにもいかないのも確か。2020/08/25

かぴけろ

6
『経済ドキュメント小説の金字塔』の謳い文句に釣られて手に取ったものの、とにかく読み進めるのがしんどかった。池井戸先生の感じを勝手に期待した私が悪いのだが… 『イランの砂漠に巨大石油化学プラントを建設する』計画の実現に尽力した男の人たちのプロジェクトX的ドラマ。なんだけど、小説としては結構不親切で、業界の本当に一部の人向け?という感じが。 とにかくイラン人との意思疏通が図れない、そんなうちにオイルショックからのイラン革命まで起こっちゃって、散々…。2017/10/14

いっちゃん

3
海外赴任から戻ってらした人からすすめられた本です。 昭和43年位からの石油プラント建設プロジェクトのドキュメント。 本物のもつ説得力や実在した歴史上の人物の名前が当然のようにあり、そういうことだったんだなぁと思うことしきりでした。2015/02/10

さんまさ

3
しょっぱい。。。なんでこれわざわざ小説にしたのかな。2015/01/24

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