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内容説明
ひとり田舎に預けられた少女・みっちゃん。慣れない町に戸惑う彼女は鍛冶職人の青年・ケンと、鍛冶場の神・キツネと出会う。その出会いは、彼女の心を大きく成長させるものとなった。しかしその成長はケンや、神であるキツネに大きな変化をもたらすことに――。注目の若手作家・天乃タカが描く、初の現代劇。待望の単行本電子化!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
U
14
誰もが誰かに手を差し伸べている。好きだなー。みんな、それぞれ人間らしくて、でもすごく善い人たちだな。みっちゃんの背を押す男の子がなにげなく良い子。その優しい選択がかっこいい。自分で自分を選んでいく。神様も。一巻できれいにまとまっていてすっきりじんわり楽しめました。2013/09/07
ヒロ@いつも心に太陽を!
13
ほんわかした優しい雰囲気の一冊。最近読んだ「game over」の雰囲気が好きな人なら楽しめそう。(話は全然違うけど・・・って!こっちも超・年の差恋愛じゃん(´Д`)!!)一巻読みきりでちょうどいいというか、うまくまとめてあるなぁと。個人的にはそこまではまれなかった。ていうかキツネちゃん、女の子だったのね!!2010/08/27
ぐっち
9
表紙とタイトルがまさかの中身負け!もったいない!!鍛冶屋青年ときつねちゃんと女の子が成長していくいいお話で、絵も可愛くてなかなかよかった。ほんと表紙が地味で惜しい。2010/08/13
十六夜(いざよい)
6
都会から田舎に来てなかなか周りにぬじめない少女みっちゃん。鍛冶屋のケンと出会い、徐々に街が好きになっていく。一冊読み切りの作品だけど、各話ごとに中心人物が異なり、同じ出来事がそれぞれの視点から描かれているのが興味深い。みっちゃんの母親も最初はひどい親だと思ったけど、彼女なりに精一杯でちゃんと自責の念があるのだとわかった。最後にチラッとうつるキツネちゃんに安心しました。見えなくなってもいつも一緒なのだね。2016/05/06
卯の花@灯れ松明の火
6
雑誌でたまたま最終話を読んだのですが→どんな話なのか気になり購入。タイトルからして好みでしたが素晴らしい作品でした。 両親を亡くしたため未熟なままあとをついだ青年、母親が多忙なため祖母に預けられた少女。その少女にしかみえない狐面の児童。それぞれの視点で話が語られ、それが巧にまとまります。とかく狐が可愛らしい。2010/11/15
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