内容説明
「冠詞」「時制」「仮定法」……。参考書を読んでも授業に出ても、分かったようで分からない英文法の闇。そのモヤモヤを一気に解消しよう! 30年間日本に滞在し、「日本人英語」とつきあってきた著者が、ネイティブの立場から、学習者が陥りがちな英語表現の「誤解」と、そこからの脱却方法を懇切丁寧に解説。読めば、あなたの英語力は必ずアップする!(『マーク・ピーターセン英語塾』改題)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SOHSA
33
《購入本》毎日1〜2頁ずつ、いつになくゆっくりゆっくりと読んだ。文法書としても、また読み物としても興味深く面白い。なるほどと腑に落ちる点が多く、学生時代に受験で使っていた無味乾燥した参考書とは全くちがっていた。もちろんまだよく理解できない部分も多々あり、それはこれからの課題でもある。手元においておき繰り返し読み返したい。2017/10/27
minimu
23
日本語に時制はない。だから、英語の時制を学ぶとき和訳をして学ぼうとしても無理があるのだと思います。『日本人の英語』シリーズで有名なピーターセン先生ですが、本書は該シリーズよりも、より文法事項に焦点を当てており、中学~高校英語では教わらなかった、だけどネイティブなら誰でも(おそらく)自然に持っている感覚を丁寧に解説しています。英語は英語で学ぶべし。そして一文だけで学ぶのではなく、長い文章の中で冠詞がどう使われているか、時制がどうなっているか、などの細かい点を学ぶことが大事ですね。急がば回れ。2017/01/25
ふろんた
22
学校英語の知識で英語を駆使している自分は基本日本語と英単語を1対1にあてはめてしまっているので、なるほどと理解できることが多い。2018/03/29
中年サラリーマン
15
通常の文法書を読むより頭に入ってきます。関係代名詞のカンマの使用法とか、一般としてのYOUの使い方などはへぇ~と思いました。あと使役動詞としてのmake,let,have,getの意味の違いとか。2014/11/23
サアベドラ
11
『日本人の英語』シリーズで著名なマーク・ピーターセンの英語本で、『痛快!コミュニケーション英語学』とその改版『マーク・ピーターセンの英語塾』をさらに加筆修正して文庫化したもの。2010年刊。『日本人の英語』とやっていることは変わらないので、大体同じ感覚で読める(その分、前著との重複部分もけっこうあったが語り口がおもしろいのであまり気にならなかった)。あいかわらずこのオジサンの例文は映画と野球ばかりで好感が持てる。2014/08/15