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内容説明
矛盾だらけの栄養学に振り回され、生活習慣病・アトピー・アレルギーなど「食源病」が蔓延する現代。日本人がパワーを取り戻すためにも、精製食品を減らし、「伝統の知恵」を取り戻さなくてはいけない――。170万部を突破した粗食シリーズの元祖。最新情報も加えてリニューアル出版。☆ 手間もお金もかからず、すぐに効果が出るシンプル食生活――「どんぶり飯」を始めた学生たちの1カ月後の声(第7章より)○ 便通が良くなった ○ 体調がいい ○ 疲れがなくなった ○ アトピー性皮膚炎が回復した etc…。
目次
第1章 食生活の「五五年体制」崩壊へ
第2章 「栄養素信仰」の大罪
第3章 食源病時代の食事法
第4章 現代型栄養失調の改善策
第5章 FOODは風土が決める
第6章 食生活改善の主役はご飯
第7章 子どもと若い女性の「食生活」が危ない!
第8章 間違いだらけの食事常識
終章 私はこの「食事法」で健康を取り戻した(ケーススタディ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
57
【TP1312】日本人に合った食生活◆この手の本は、常にこれまでの常識が間違っていると指摘し、時間の経過とともにその主張も否定されていく。結果、真実だけが淘汰されていけばいいが、人の好みや時代にすっぽりとマッチすると間違った説でさえ根強く残ってしまうから安心できない。だから、医学や健康の本を読むときは話半分と決めているが、本書の主張はやっぱりそうだよなと思っていたところなので、腑に落ちた。◆これまで受け継がれてきた伝統食が軽視されている/万能の食物はない。一成分だけを見ないこと/日本人は米中心であれ2018/07/27
Humbaba
5
伝統的な食事というのは,それだけデータが蓄積されているとも言える.普通の実験結果は,マウスによるものであり,また実際に摂取するものとは違った形での摂取である.同じデータという言葉でも,それがどう影響するかというのは全く異なる.2012/11/23
あみーた
3
最近の自分の食生活を見直すために読みました。「ご飯は太る」を信じていたので結構衝撃。パンはあまり食べませんが、肉類は結構食べるので、魚を有効的に取り入れたいです。参考になりました!2015/10/23
アキ
2
一言でいうと、人間の体はその土地その土地に合うようにできているから、その土地でずっと食べられてきたものが一番健康が良い、ということ。土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」のように、ごはん(玄米)と味噌汁と漬物、の組み合わせが良さそう。気長に実践してみよう。2021/03/15
マイケル
2
書店には多数の健康本が並んでいますが、真っ先にお勧めしたいのが、本著者の著書です。世界で和食ブームと言われますが、日本人こそもっと和食を食べるべきだと思います。すなわち、ごはんとみそ汁を中心にした食事です。オシャレではないかもしれませんが、日本人の体にあった健康的な食事だと思います。2019/03/05