内容説明
「嫌いな人だから、いつもイライラ」「好きな人なのに、なぜかシンドイ」――そんなふうに感じるのは、「自分と相手」との距離が、うまく取れていないからかもしれません。
あの人は、「話していると息苦しい」「そばにいるだけできつい」。この人は、「好感が持てる」「親しみやすい」。そんな自分と相手との距離を「感覚」として感じるセンサー、「距離感覚」を研ぎ澄ませば、家族、上司や同僚、友人、恋人、誰とでも、もっともっと心地よい関係をつくれます!
目次
はじめに 自分の〈距離感覚〉を信じて磨いていこう
第1章 つらいのは相手に近づきすぎているから
第2章 人には「心地よい」と感じる距離がある
第3章 少し離れてお互いが自立するために
第4章 争わなくても人間関係はうまくいく
第5章 これでもう相手との距離は自由自在!
第6章 誰とでも「いい関係」になれる魔法のレッスン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひお
27
人間関係の距離感の取り方が気になって手に取った一冊。しかし、重大な見落としに気付いたのは読み終えてからだった。ボクは距離感を詰めたい人間なのに距離感を取る本を手にしてしまっていたのだ!!!そのせいかどの項も「当たり前じゃん」みたいに思えて役に立たなかったorz。八方美人的で色々と距離感が行き詰ってる人には良い本だと思うけど基本的に孤独で人との接触に飢えてる人間には案の定役に立ちません。その辺気をつけて必要な人が見ればよい本だと思う。2010/12/12
しゅうと
16
人間関係の距離感の大事さがわかった。2022/11/21
オリーブ
11
苦手だと思っている相手に対して適切な「距離感覚」が未だ身についておらず過剰な心配をしてしまい心身共に疲れ果ててしまいがちな私です。自分でもそれが愛情なのか、支配したい気持ちなのか分からなくなります。それは自分を満たす方法を未だ掴んでおらず、相手に私の気持ちを満たしてほしいと言う気持ちが底にあるんでしょうね。それを相手に問題があるかのようにすり替えているんだろうか?お互いの自由を認めて「中間の頼み方」「中間の断り方」を獲得し相手の問題は相手の所有していることと割り切れるようにまだまだ訓練が必要な気がします。2015/01/06
nori
8
距離感が大事なことも、相手を変えるのではなく自分が変わるのも分かる。しかし、人間関係は相手あってのことなので、自分だけが頑張っても限界があるのではと思う。自分ができることをやったら、あとは極力気にしないことと自分に言い聞かせている。2011/01/09
ヨハネス
7
同僚、家族親類に離れたい人がいた頃読みたいと思っていたのですが、離れることができてから読むチャンスが来ました。これからも、どんな人とも近づきすぎないようにしようと思いました。2020/01/14