内容説明
シアトル、バンクーバー、そしてウィーン。彼はどこまで私を追いかけるつもり?パーティ会場にサルク国王の弟であるシーク・ザイドの姿を認め、心理学者のルーはあきれかえった。数日前から彼女は旧知のザイドにつきまとわれていた。早急に結婚する必要があり、相手を探してほしいというのだ。ルーは専門知識を生かしてときどき結婚の仲介もしているが、ザイドには傷つけられた過去があり、頼みを引き受ける気はなかった。しかし、根負けして話を聞いてみることにしたルーは、結婚の成否が一国の存亡にかかわると知って動揺した。■好評をいただいたミニシリーズ『熱きシークたち』の関連作です。優雅な独身生活から一転して花嫁探しに追われることになったザイド。本物の恋は見つかるのでしょうか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りりか
1
ちょっと展開が急すぎてついていけない感があったけれど、毅然としたヒロインは良い感じでした。2013/10/17
くろうさぎ
0
シークってば、いい年して呪いはないでしょう?2011/08/17
くろうさぎ
0
あと二日で花嫁を・・・?しかも、メールを出したけど、まだ返事がないって、どう考えても、距離的にも無理すぎる!!ヒーローの変な思い込みが事態を悪くしてたのね・・・。2011/07/13
MOMO
0
えぇ!しょっぱなから前々作のヒーローが死亡のニュースが?!こんなことしていいのか?などと思いながら読んでました。そのせいか、どうもザイド君の心の動きが良くわからなくって・・出会った当初は結局、なんとも思って無かったってこと?だったら何であそこまで彼女に執着してたのかしらん?うーん・・で、半ば強引に結婚後は、いったい彼はどうしたかったの?どうされたかったの?結局、シャリフ君がどうなるのかばっかりが気になって、いつそのネタが出るのかに神経が集中してしまったせいもあり、私的には判りにくい兄ちゃんでした2010/09/27
みろん
0
良縁をつくることで名の知れた結婚仲介者と、早急に花嫁を見つけなければならなくなったサルク国シークとのロマンス。いきなり「王妃への階段」のシャリフが事故死!? 切なくも勢いのある話だった。2010/09/15