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内容説明
幼少期より波瀾万丈の人生を辿ったのち、二十世紀を代表する学者、実業家としての地位を確立した二人の哲人、ピーター・ドラッカーと松下幸之助。卓越した両者のマネジメント論、人間観には共通する点が多々あった!本書では、双方の生き様を照らし合わせるなかから、生きがいをまっとうする仕事とは何か?偶然の幸運を、いかにつかみ取るか?イノベーターとしての行動原理とは?などの切り口で、「仕事の意義」「企業家としての使命」に対する、時代を経ても色あせない普遍的な思想を発見する。“本当の成功”を掴むための考え方、人生を迷いなく生きる術を探し求めている現代ビジネスマンが、「成功の鍵」を発見できる必携の書。
目次
第1章 二人の巨人<br/>第2章 成功を収めるための仕事論<br/>第3章 経営者というもの<br/>第4章 個人も会社も革新せよ<br/>第5章 正しい会社であり続けるには<br/>第6章 日本を世界に際立たせよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒頭巾ちゃん
20
「企業は公器である」としています。利益について松下は「国への貢献」、ドラッカーは「存在価値の証明」としています。個人だと松下は「東洋的な運命説」で、宇宙に導かれているから受け取り修練すべきとし、ドラッカーは「持っている強みを活かすことが責任」としています。共通しているのは「国、人のため」です。最近の日本企業はリストラをみるように「利益の追及」に動きます。二人とも「合理性ではなく、人間とは人生とは何か」を訴えてます。本書で二人の思考エッセンスを学べてお得感あります(*^^*)2013/10/03
猫柳
4
自己の強みを真に理解している人は少ない。君は何によって憶えられたいのかという問いに向き合うことは、自己の強みと社会貢献、そして幸福へとつながる。自分を正しく知ることは難しい。自分の哲学は何か。詳しく探さなければならない。哲学を持たなければ仕事において目先に囚われてしまう。また、CSRが果たせない。人間をどこまでも考えた2人の思索の全容を掴むのは決して容易ではないが、それぞれの著者の本を今後も読んでいきたい。2024/07/09
Dramaticseimei
2
ドラッカーと松下幸之助の話は彼ら自身の著作を見聞きするのが一番ためになると本気で思う。こういう解体書みたいなものはなぜか苦手2021/12/31
rogouzin
1
ドラッカーの日本絵画を通してた日本人論とドラッカー哲学で 松下経営を検証というところ面白かった。2015/04/17
ネネムム
0
経営者と学者を比べているが本質的な部分は似ているものがあるかなと。2013/10/31