集英社新書<br> 子どものケータイ―危険な解放区

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集英社新書
子どものケータイ―危険な解放区

  • 著者名:下田博次【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 集英社(2015/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087205510

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内容説明

中・高生にとって、今やそれなしではいられない必須アイテムとなったケータイ。しかし子どもたちの世界はその出現を境に一変した。いつでも誰とでも繋がることができる利便性は、有害情報へのアクセスをも簡単にし、児童買春、少女売春、援交といった子どもを巻き込んだ犯罪の出現を助長している。大人の目の届かない世界で繰り広げられ、深刻化の度合を増すケータイを使った少年犯罪を、長らく子どもの携帯電話利用問題に取り組んできた第一人者が分析し、その解決策を緊急提言する。【目次】はじめに/第一章 子どもの携帯電話問題10年の経緯/第二章 パーソナルメディアの時代へ/第三章 思春期メディアの誕生/第四章 携帯サブカルチャー/第五章 犯罪、非行・逸脱のニューウェーブ/第六章 慌てる国と携帯電話業界/第七章 子どものケータイ利用問題が拡大した理由/第八章 子どものケータイ問題、どうなる、どうする/おわりに

目次

はじめに
第一章 子どもの携帯電話問題10年の経緯
第二章 パーソナルメディアの時代へ
第三章 思春期メディアの誕生
第四章 携帯サブカルチャー
第五章 犯罪、非行・逸脱のニューウェーブ
第六章 慌てる国と携帯電話業界
第七章 子どものケータイ利用問題が拡大した理由
第八章 子どものケータイ問題、どうなる、どうする
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

林 一歩

24
ツールなんだけど使い方な次第ではパンドラですからね...。子供には「ケータイ」持たしたくないと割と本気で思った。2013/06/22

3
子供にとって携帯はパンドラの箱である。出会い系サイトを利用した被害児童の99.3%が携帯電話利用者である。援助交際の問題は挙げだすと枚挙に暇がない。不特定多数の友人や異性が獲得できるとして涙ぐましい努力がある。問題は自己顕示欲を満たす場や心の癒しや寂しさを満たす場、仲間作りなどがある。ギャルサーのミーティングは「魔法のiらんど」という懐かしいサイトとともに紹介されている。携帯電話会社や業者への対応が問題になっていることも挙げられている。国や企業の発想転換が必要である。2016/02/03

MasakiZACKY

3
子どものケータイ利用における負の側面に焦点をあてた一冊。ケータイ=悪だと主張しているわけではないが、読者は専らそんな印象を抱きそう。楽観的な本を一つ読んでみるのもいいかも。とはいえ内容は間違いなく真実で、立ち向かわねばならない。業者や国に任せずに保護者が協同して、関係者を指導及び子どもを教育すべし。この件はかなり熱く語られており、強く共感する。ケータイを持たせない選択肢も賛成。それを極論とは言えない現実がここにある。ケータイ(に限らずネット機器)の恐ろしさを知らずして、伝えずして、社会の改善はありえない。2012/06/17

あすな

2
【課題】あまりのことに衝撃をうけた。子どもたちの間では、ケータイって、そんな風に使われてるんですね。もっと現状をしっかり勉強しよう。2012/01/20

たこやき

2
過去の著者の書と同じく、客観的なデータなどが皆無。例えば、出会い系サイトで中高生が被害者になったのが、00年104件が、翌年には8倍、翌々年にはさらに倍、という。しかし、児童買春などの全体像はどうだったのか? がないと何とも言えない。「こんな事件があった」なんていうのも、では、携帯電話がない頃になかったのか? というと疑問なものも多い。若者文化に対する否定的な視線も多い。携帯などについて迷っている人が読むと、冷静な判断を失い、却って偏った方向へ誘導されるだけで問題の悪化に繋がりかねない。2010/08/04

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