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内容説明
普天間問題などで、「政治主導」の掛け声虚しく迷走を繰り返した民主党。その原因はどこに? 政策決定プロセス、官僚パワーの精緻な分析から、民主党の蹉跌を読み解く。
目次
はじめに―「官僚支配」とは何だろうか?
第1章 官僚はなぜ強いのか?
第2章 霞が関が担う政策下請機能―「政策形成の磁場」を支配するということ
第3章 民主党政権は「霞が関フェチ」
第4章 官僚主導体制の打破=政治主導体制の実現、ではない
第5章 民主党政権は政治主導体制を築くことが本当にできるのか?
第6章 民主党政権は政治主導体制を根付かせることができるか?
最終章 民主党のための「政官財学情操縦マニュアル」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しのはら(か)
2
民主党がやろうとしていることがやっとわかった。★★★★2010/07/19
ペールエール
1
主に民主党批判だったような。官僚排除=政治主導と捉えた民主党が間違いだった。立法の過程でも官僚の力は必要で、より専門的で利害調整能力のある官僚には頼らざるを得ない。政治家ー官僚、より良い政府を考える上でも、この二者の在り方、繋がり方は考えなければならない。2012/03/09
かわのふゆき
1
できない事の言い訳を長々と聞かされた気分。過去の経験は聞くに値するものがあるが、その他の論拠が新聞記事ばかりだということに正直驚いた。2010/11/06
あぶさん
1
この本に書かれている内容は全くそのとおりです。民主党政権の何が駄目なのか、モヤモヤしていたのですが、現役官僚の私にもすっきりしました。この本の内容は事実です。2010/10/03
ゆあ
0
当該著者の本2冊目。この人もちゃんとした本が書けるんだと思った。 政治との関係や歴史的文脈における官僚分析としては読みごたえがあった。2014/02/13