内容説明
「子どもが小さいから、留学は無理。教員控え室でぼんやりと掲示板を見ていたら、ちょうど夕日に照らされた場所に、奨学生募集の案内が貼られていた。ドイツ学術交流会。自分にはもはやチャンスはないと思っていた留学。その案内を見てみたら、『31歳まで応募できる』と。『あれ、これならまだ…?』。不意に、『留学』の2文字が現実感を伴って迫ってきた」。『朗読者』訳者、早大教授・松永美穂の初エッセイ集。
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目次
1 さんぽみち(ヘロヘロの一夕に 十年パスポート 君は誰?故郷はどこ? ほか)
2 日々のことと、おもいで(無計画な大学院生 日の当たる掲示板 子連れ・おばあちゃん連れ留学 ほか)
3 ほんだな(ぶつ切りセンテンスの威力。 「読む」から「聴く」文学へ―ライプツィヒの書籍見本市を訪ねて 逃げてゆく愛、追いかけてくる歴史 ほか)
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