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内容説明
自伝的作品『ルミとマヤとその周辺』待望の続編!!北海道の大自然でのびのび育った姉妹・ルミとマヤ。バイオリニストとして日本中を飛び回る母・涼子(りょうこ)。中学2年の夏休みに母の代理でひとりヨーロッパに行くことになってしまったルミは……?1980年代の日本―フランス―ドイツ―イタリアを舞台に、少女と様々な人々との心の触れ合いを描いたヤマザキマリの原点ともいえる物語――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
31
自伝的なおはなし。人の出会いって本当に面白いな…旅をした人にはわかるエピソードですよね。昨日、友人のつてで愛媛で駆除されたウリ坊をいただき、丸焼きにして食べました。こういう不思議な出会いがあるから、人生って本当に楽しいんだなあ。それは世界中どこにいても変わらない気がします。…旅はしたいけど。2021/05/17
にゃんた
20
先日サワコの朝でもお話しされていたけれど、ヤマザキさんのほぼ実話の話。自分とほぼ同世代の彼女、あの時代に(どの時代?)中学時代に1人でヨーロッパに行き、様々の出会いをし、その後の彼女を運命づけた。 とてもできないと思う反面、どうしてもうらやましさが拭いきれない。こんな生き方してみたかったと。彼女にも、その母にもただ拍手をおくるなあ。 積んでる「国境のない生き方ー私を作った本と旅ー」も早く読まなければ。2019/01/27
モルテン
9
「ルミとマヤとその周辺」の続編。中学生になったルミが一人でヨーロッパ旅行へ。その旅で出会った人々の物語。作者の自伝的作品でありながら、しっかり「ルミとマヤ~」と同じ人間の物語ができあがっているのがすごい。2016/10/23
fumikaze
7
作者の子供時代をテーマにした短編集。涼子さん(お母様)がとても素敵だ。この母にしてこの子あり、だと思った。私は子供の頃、周囲から浮いてしまう自分が嫌で自分はダメ人間だと思っていた。そのせいか、周囲の目を気にせず好きな事に向かっていくルミを見ていると気持ち良い。その他女性好きなマルコじいさん、偏屈なクラウスじいさん、オオムラサキに夢中なおじいさん等登場人物がそれぞれに個性的で魅力的だ。登場人物への作者の目は偏見なく優しい。
fumikaze
6
再読。この漫画を読むと子供の頃の気持ちを思い出し、そして勇気づけられる。素敵なおかあさんだなぁ。2015/04/21