新潮文庫<br> 若きウェルテルの悩み (改版)

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新潮文庫
若きウェルテルの悩み (改版)

  • ISBN:9784102015018

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内容説明

ゲーテ自身の絶望的な恋の体験を作品化した書簡体小説で、ウェルテルの名が、恋する純情多感な青年の代名詞となっている古典的名作である。許婚者のいる美貌の女性ロッテを恋したウェルテルは、遂げられぬ恋であることを知って苦悩の果てに自殺する……。多くの人々が通過する青春の危機を心理的に深く追究し、人間の生き方そのものを描いた点で時代の制約をこえる普遍性をもつ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

574
最初に読んだのは中学生の時。その時は中学生並の恋はしていたものの、それは当然このような命を懸けたというものではなかった。そして、今回再読。今度はもはや恋に命を書ける情熱をなくしていた。かくして、私はこの小説に強い共感を持って没入する時期を失っていた。その代わりに客観的に眺められるのかも知れないが。まず、本書の最大の特徴である書簡体形式について。これは大いに成功している。なにしろ恋はけっして客観的なものではありえず、偏に主観的なものだから。情熱のままに突き進むヴェルテルを描きつつも、ゲーテは冷静だ。⇒2016/01/09

ハッシー

268
【死に至る恋愛】▶︎ピースの又吉さんがノブコブの吉村さんに勧め「全然分からない」とにべもなく言われた作品。▶︎確かに難しく、主人公ウェルテルの文章は支離滅裂で情緒不安定だ。▶︎身が焼けるほどの盲目的な恋を経験すれば、もう少し理解できるのだろうが、それをするには僕はいささか年をとりすぎてしまった。2016/09/23

ヴェルナーの日記

212
物語は主人公ウェルテルが、ウィルヘルムという親友へ宛てた書簡という構成になっている。そこで不思議なのが、このウィルヘルムという人物とは何者なのか?ということである。書簡の内容はロッテに対するウェルテルの想いを、赤裸々に書いている、ということはとても親しい間柄ということになる。想像を膨らませると、2人の関係は、名前が似ていることから双子の兄弟なのか?とも思えてしまう。だが、自分が思うにウィルヘルムは、ウェルテル自身が創り出したもう1人と自分ではないだろうか。2014/02/16

テンちゃん

143
『恋をすること!』(,,> <,,)♡『誰もが通過する体験!』⇨『一目見た時!』(,,> <,,)♡『体中に恋という名の電気が流れ出した時!』⇨『この強く重くのしかかる愛する想いをどうやって乗り越えて行けばいいのか!?』⇨若きウェルテルの苦悩!(*>_<*)ノ愛する許婚者「ロッテ」への熱き想い!⇨『心は彼女の元へ!』(σ´Д`)σ『目を閉じても私の心に彼女は住んでいる!』⇨遂げられぬ恋!(இoஇ; )苦悩!o(>_<)o自殺!⇨『ゲーテの絶望的な恋の体験!』傑作作品。☆(*>_<*)ノ4.92016/01/10

のっち♬

128
美しく感性豊かな娘に恋をした主人公は、彼女が婚約者持ちの身であることを知りつつも想いを募らせて苦悩する。純真さ故の彼の狂おしい感情の揺れが書簡形式で余すことなく綴られており、舞踏会の高揚や後半の深刻な葛藤が迫真。官僚や土地に対する言及もかなり明け透けだ。詩情豊かな表現も美しく、制御できない情熱に突き動かされる彼の姿は、人間関係の普遍性も相まって読み手に切々と訴える凄みがある。モデルは史実でも結末は創作、それは過去の清算であると共に、永遠の自由と美を求める人間や孤独な青年らの魂への暖かい眼差しが感じられる。2018/07/08

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