内容説明
「ラテンのアミーゴを作るぞ!」。そう願って旅立ったキューバ。そこで出会ったアミーゴと笑顔&抱擁を交わすうち、日々の愛おしさ、家族や友だちの有難さに気づいていく。いつでも笑い、どこでも踊る――底抜けに明るいパワーに圧倒され、てるこの興奮も最高潮。「アミーゴ、愛してるよ~!」。情熱の旅、再び。いざ、ディープなラテンワールドへ!!
目次
いざ、ラテンのテーマパークへ
憧れのアーティスト集団とアミーゴに!
女優ミネルバと漫才デビュー!?
世にも不思議なラテンの祭司
祖先が中国人の、黒人母さんの謎
アフリカの神々の秘密儀式
世界でいちばん笑える午後
民宿のラブラブ夫婦とダンス三昧
行き当たりバッタリの冒険キャンプ
さよなら、アミーゴ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユザキ部長
75
夢は人とふれあって心のボーダーレスを作りたい。今回は社会主義国家キューバ。とにかく明るく人々が前向き。タカられてもOK(笑)過去なんて取り返しがつかない。未来だって考えるのはせいぜい3日後がいいとこ。今を精一杯生きるパッション。今がチョー楽しい。笑えます。2018/12/12
いっせい
56
久しぶりに「たかのてるこ」を読んだ。天真爛漫なキャラクターは相変わらず。今回の旅の舞台はキューバ。街で、家庭で、時間と場所を問わずに、いつも踊っている陽気な国民性は、彼女にマッチしている。僅か13日間の旅だけど、あちこち観光地を巡るのでなく、1つの地にとどまって、現地の人と絆を強め、すっかりアミーゴ(友達)となって帰ってくる。こんな旅もいいなぁと思った。ハバナで出会ったミルトンの言葉「我々は10年、20年先の事など考えない。昨日よりも今日、今日よりも明日が楽しい1日になるよう、今を楽しんでいる。」がいい。2021/06/08
HIRO1970
26
⭐️⭐️⭐️毎度ながら相変わらず爽快感のあるたかのさんの作品ですが、今回は目的地がキューバだったので、ぶっ飛び振りがいつも以上に際立っていました。彼女が自分が根暗なんじゃないかと思う程、明るいキューバ人は社会主義の国の人だと言うのは、何とも理解し難い話だと思いますが、読んで見れば解ります。キューバを知るための一冊としてもオススメです。2014/06/14
Carlos
20
キューバは1-2年住んでみたい。2020/01/12
ヒラP@ehon.gohon
14
たかのてるこさんならではのキューバ見聞録。たかのさんの撒き散らすラテン系エネルギーに、引き寄せられるように濃い人たちが思いきりはじけた姿を見せてくれています。2018/10/01