文春文庫<br> ザ・万歩計

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文春文庫
ザ・万歩計

  • 著者名:万城目学
  • 価格 ¥569(本体¥518)
  • 文藝春秋(2015/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167788018

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内容説明

『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』…奇想天外なストーリーで読者を驚かせ続ける奇才・万城目学の初エッセイ集! 大阪で“阿呆”の薫陶を受けた少年時代、作家を志すキッカケ、“黒い稲妻”ことゴ○ブリとの仁義なき戦い、噛みまくるラジオDJに執筆を阻まれ、「昔にタイムスリップしたらどうしよう?」とマジメに夢想するマキメ。どの話も、作品世界に通じる飄々とした可笑しみに溢れている。自著の意外な元ネタ話も読み逃しなく!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro

215
やっぱり作家になるのかたいへんなんですね。読み終えて、小説だけなく、エッセイもおもしろい作家だということが良くわかりました。海外を旅行したときの話を読むと、今後、あまり観光ではいかないところへ旅行してもらい、すこし危ない?目にもあって、紀行文を出してもきっと面白い紀行文ができるのではないかと期待する。2011/04/14

KAZOO

148
エッセイですが主にご自分の育ってきたことや家庭のことなどを中心に書かれていて万城目学がどのような人かがよくわかりました。高校時代の作文の話や野良猫の話など観察眼や独創性がすごいなあと感じました。結構楽しくあっという間に読み終えてしまいました。2015/09/08

再び読書

141
独特の目線が感じられて面白かった。音楽に対する思い入れや、こだわりも面白い。FMDJの話は本当と少し疑っていますが・・・。また「御器齧り」に関する徹底的な抗戦ぶりも共感を得る人も多いと思いますが、ユニークです。文章にまで顔をだす関西弁のしぶとさにも目がうろこです。典型的な関西人の佇まいが感じられます。モンゴル旅行紀もまずそこに至る経緯から、突拍子も無く、日本人全般の世界観の無さを感じる面白く皮肉に語られています。2012/12/02

佐々陽太朗(K.Tsubota)

133
子供の頃の想い出。学生時代の想い出。小説を書くことになったいきさつ。『鴨川ホルモー』のこと。『鹿男あをによし』のこと。宿敵ゴキブリとの闘争。万城目氏の魅力にあふれています。。『渡辺篤史の建もの探訪』が好きだというのもいい。2010/08/27

財布にジャック

131
ごめんなさい。エッセイだと思ってなめてかかってました。今日の通勤のお供にしたところ、まずいことに電車の中で声を出して笑ってしまうという失態を・・・どうしてくれるんですか?万城目さん!さらに飼い猫のねねちゃんのお話では、うるっとさせられちゃうし、もう泣いたり笑ったり凄い事態になってしまいました。どの話も万城目さんご自身の身近なお話だから親近感がわきます。Gとの戦いの話やトルコのハマムの話が最高です!2010/12/08

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