内容説明
三島由紀夫から託された遺言、あたたかな交流のあった山本夏彦や久世光彦との別れ…。喪失感を抱えながらも、生きることの意味を問う。生と死の深淵を見つめた珠玉の随筆。悪性リンパ腫を克服、奇跡の完治を果たした著者の復帰第一作エッセイ集。
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目次
お礼まいり(ヴィシーの冷湯―タイで見た三島さんの横顔 美食家の百歳 山本夏彦さんを送る ほか)
昔の音や人の声(故郷に置いてやりたや ある「引き継ぎ儀礼」の記憶 ヨブ記と中野さんの「風」 ほか)
時の流れの中で(少年殺人犯に名誉? ドナーカード 世界人口予測の難産 ほか)
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