小学館文庫<br> エースの品格 一流と二流の違いとは

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小学館文庫
エースの品格 一流と二流の違いとは

  • 著者名:野村克也【著】
  • 価格 ¥517(本体¥470)
  • 小学館(2014/12発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094085228

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内容説明

稲尾からマー君まで、エース達を語り尽くす。

チーム浮上の鍵は「ピッチングスタッフの充実にあり」と語る知将が、投手陣の核となるエースの存在意義とリーダー論、さらには一流と二流の違いをつづる。稲尾和久、杉浦忠、江夏豊ら往年のエース達がみせた“凄さ”とはいったい何か。阪神タイガースのリリーフエース、藤川球児を「まだまだエースではない」と断じた理由とは。期待の教え子、田中将大は真のエースとなれるか……
等々、エース論、リーダー論に加えて組織論にも踏み込んだ渾身の一冊が待望の文庫版を電子化!
「私は往年の名投手たちを間近で見てきた。共に戦い、対戦してきた中では、杉浦忠が最高の投手だった。天賦の才に恵まれたその肉体は、快速球を生み出し、連日連夜の登板をも耐え抜いた。しかし、監督となって杉浦以上に中心選手としての“品格”を感じたのが、ヤクルトスワローズの伊藤智仁だった。全身からにじみ出る精神力と向こうっ気の強さ。それでいて驕ったところがひとつもない、まさに“外柔内剛”という言葉がふさわしかった。彼の野球への姿勢はチーム全体に浸透していった」(本文より)
 今のプロ野球で「真のエース」にふさわしいのは誰なのか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

272
やはりノムさんの本はいつも野球について真剣に考えた上で出てきてる言葉だなと思う。楽天の監督時代に書かれたようだけど本当に楽天も強い球団になったしマー君も出来過ぎなくらいの活躍だし、監督業の集大成だな。2019/02/10

goro@the_booby

46
「人を育てるとは、自信を付けさせること」「真の個性とは他人の承認があってはじめて成り立つもの」エースとはチームの鑑。鑑がいるチームは強い。ノムさんの真髄が詰まってるいい本だわ。指導者や先生になる人には読んでほしいな。書かれたのは楽天2シーズン目前ですね。監督の教え子たちが育って欲しいと思うし、そしていつまでも元気でいて欲しい。ジャパンの監督やって欲しいわ!2017/07/15

金吾

32
あまり題名とは関係ない話が多く、また過去に読んだ本と重複している部分も多いですが、野球が好きなので面白かったです。ただ監督時代酷使した後に振るわなくなった選手に対する言い訳は何度読んでも言わない方がいいのにと感じます。 2023/08/08

ドリル

31
かなり高齢になり体調が心配されたノムさん。いささか考えが古い感は否めないが、考える野球を日本プロ野球界に浸透させた貢献度は大きい。本書は「エースの品格」というタイトルだったが、ノムさんの現役時代や監督時代の苦労話が中心である。どのエピソードも既に読んだ本に載っていた内容で目新しさがないのが残念。またもっと投手に対して書かれていると思っていたので、タイトルとの不一致感も残念だった。最近でも新書が発刊されているらしい。これからも野球界のご意見番として元気でいて欲しい。評価は少し辛めなのは勘弁…(★★)2020/01/28

はらぺこ

30
野村克也は好きじゃないけど、なるほどと納得させられる事が書いてあった。全く触れられてなかったけど息子・カツノリの事はどう思ってるんやろ?2016/12/20

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