内容説明
「抑止力」とは何か?マスコミでは日常用語のように使われるが、誰がその内実を正確に知っているのか。本書はまず、国際政治において、「抑止力」概念が生まれた経緯を分析する。そして、「抑え、止める」という言葉と裏腹に、戦争を生み出した過去の事例を検証する。次に、海兵隊の実態と歴史である。なぜ「殴り込み部隊」と言われるのか戦争でどんな役割を果たすのかを紹介する。その上で、沖縄に海兵隊をおくことが、「抑え、止める」のでなく、戦争を誘発しかねないことをたんねんに分析する。いま、日本とアジアの平和を考える格好の書。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Yasuhisa Ogura
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本書は、当時の鳩山首相が、普天間基地を県外移設するという公約を撤回する理由とした海兵隊の「抑止力」を取り扱う。本来は、軍事的な観点から県外移設は不可能なのかということが最初に検討されなければならないはず。しかし、この問題を正面から取り扱った著作は少ない。著者は、日米安保条約の必要性や、抑止力という概念そのものについては否定的には捉えていない。しかし、海兵隊の軍事的機能を検討した上で、沖縄の海兵隊は日本防衛の抑止力にはなり得ない、むしろ、グアムに駐留する方が日本防衛の抑止力になり得ると結論づける。タイトルの2012/06/18
yagunet
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抑止力とはなにか?という根本的な問題から沖縄の普天間基地問題の解決の方向を提示する労作2010/07/14
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