ハーレクイン 砂漠の夜の誘惑

著者名：キャロル・マリネッリ【著者名】/有森ジュン【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596125125

内容説明

助産師のフェリシティは中東ザラクにある病院の就職説明会に参加し、その帰り道、会場で見かけた男性カリムと偶然再会した。外科医だという彼に言われるままロンドンに泊まることに決め、ディナーをともにした翌朝、二人はいつのまにか結ばれた。だが、ベッドを出るやいなや、カリムは急用だといって帰国する――もう戻ってこられないかもしれないという言葉を残して。すべてなりゆきだったとはいえ、あんなふうに別れを告げるなんて！数週間後、ザラクでの職を得て、フェリシティは機上の人となった。カリムのことはまだ忘れられないけれど、会うこともないだろう。ほどなくして、驚愕の事実を知ることになるとは知るよしもなかった。■ひと目で心奪われた男性との夢のような一夜。その男性の正体を知ったときから、フェリシティの人生はめまぐるしく変わり始め……。エキゾチックな砂漠でのシークとの熱い恋物語です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みろん]

中東の病院に就職を考えている助産師と、その王国のプリンスでもある外科医とのロマンス。すごい設定に驚愕…！ 置かれた立場はわかるものの、後半のヒーローは鬼畜かと思うぐらい冷酷で横暴…！

2010/09/05

[ちゃろ]

⭐⭐ヒーローは、シークなんだけど、ほぼ最後まで傲慢な感じで好きになれず。

2013/12/17

[りりか]

傲慢さがシークの魅力とはいえ、あまりにひどい計略。最後近くのヒーローの献身とヒロインの誇りある行動で、なんとか持ち直した、かな…。

2012/02/19

[MOMO]

まぁ、ロマンスもののヒーロー的には考えて欲しくないことや、して欲しくないことを片っ端からしてくれるカリム君・・・困ったもんです・・・序盤の＜あっちがだめならこっちでいいや＞なんて考えも、フェリシティちゃんだけでなく、マンディちゃんに対しても失礼よ！それ以降に関してはもう、人として問題があるような気も・・・でも、実際の男性の考えなんて、きっと多分、こんなものなのよ・・・だから女性は現実に背を向けて、ロマンスを読むのにさぁ、ロマンスのヒーローにこんなことをされたら、どうすりゃぁいいのさ・・・

2010/09/04

[Mari]

★★★

2010/08/31