内容説明
権力強化を目論む伊蔵の策略により身動きが取れなくなった月子と十郎。しかし、直接的あるいは間接的に月子から影響を受けた人間たちが、彼らを助けるために行動を起こす。孤独な戦いではなかったことに勇気づけられた二人。月子は伊蔵と、十郎は能勢との対決にそれぞれ挑む――。“魔法士”をめぐる一大群像劇は、ついに感動のクライマックスへ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
5
歳の差カップルに幸あれすっげー幸あれ!w 魔法が存在する世界で戦う青年と少女、そして彼らに直接的ないし間接的に関わってきたすべての人たちを巻き込んでの壮大なストーリーも、無事にハッピーエンドを迎え完結。 本作でもひき神でも、すえばし先生は人と人の繋がりを描き王道の大団円へと導く手腕が本当にすごい。
nasake
3
【星4.0★★★★ 】夢中で読んだシリーズの最終巻。 ラストは、少しひねり過ぎだと思った。 でも、ハッピーエンドだからいいか… (信乃と晶の再会もあったし、駿介とミユリは微笑ましい)
池田羽衣
3
最初はダラダラと読み始めてしまうけど、読み始めるとその先が気になってしまいます。 良い終わり方した作品だと思いました。すえばしけんには次回作に期待です!2010/07/13
ひかど
2
祝完結。出会いから、物語が終わるまで十郎と月子のお互いを信じあいながら話が進んでいったのは面白かったです。最後まで熱いバトルも繰り広げられ、楽しんで読み終わることが出来ました。2011/09/15
ラノベ坊主
2
残念ながら最終刊。大好きな作品なだけに寂しくもあるが、きれいにまとまっていてさわやかな読了感でした。2010/08/12