メディアワークス文庫<br> 超能力者のいた夏

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メディアワークス文庫
超能力者のいた夏

  • 著者名:寺本耕也【著者】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048686624

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内容説明

都内の高校で問題を起こし長野の私立学園に転入した高校生、高那聡。成り行きで入った山奥の寮『清流寮』で彼を待っていたのは、番長と恐れられる小柄な美少女津浦翼と、不思議な能力を持つ8人の寮生たちだった。 だがその能力とは、リモコン人間やら中途半端な幽体離脱やら、どれも役に立たないものばかり。彼ら彼女らの能力に翻弄されながらも高那は寮での新生活をはじめるが、不吉な予言は彼が重傷を負うと告げ……。 <寄る辺なき弱者が集う、イカれたこの世の果て>清流寮で繰り広げられる、笑いと涙の青春ストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いずむ

14
序盤から主人公のお家炎上!引越し先の寮はなんと超能力者の巣窟。・・・なんて強烈な話、と思ってたら、寺本さんの狙いなのかどうかはともかく、『超能力者たち』は意外とフツーで面白い人たち。テーマの割に展開が軽いなぁ、と思う面もありながら、しっかり青春を堪能させて頂きました。2010/07/14

あきちゃん

12
軽く読了。どうしようもない深い傷を負っている息子に、家族がやや冷たいように感じたのは私だけ!?普通焼け出されたら店閉めて飛んでいくよね~(笑)。だからこそ寮が“我が家”になったんでしょうけど。ん~、なんか本当は筆者が書きたい文体じゃないんじゃないかとちょっと感じた・・。2016/02/28

(●▲●)とらうまん(*^◯^*)

12
青春ものにちょっとファンタジーの要素を取り入れたボーイ・ミーツ・ガール。 ひとりひとり個性的かつ魅力的なキャラクターをしっかり描きつつ、主人公の成長と頑張りを1巻にきれいに収めたなかなかの良作。 フツーに可愛いイラストつけて電撃文庫から出版してもいけそうな作品だけど、あえてこういうカタチで勝負した心意気が初期メディアワークス文庫のチャレンジ精神だなぁって思います。 刊行からだいぶ経つし続編はさすがにもう期待してないけど、もし何かしらのカタチで彼らにもう一度出会えるなら・・・と未だに思わずにはいられませんw

DarumaO

11
友達に貸していたのが戻ってきたので、再読。題名通り、超能力者のお話。でも、バリバリバトル~、というわけではなく、異能を持ってしまったが故の個人々々の苦悩と葛藤を描いている。オチを知っているから、まあ、初読よりは感動も少なかったけど、素直に面白いと思った。主人公がけっこうシリアスなとこなのに透けブラを気にするあたり、良いよ良いよ。生々しくて良い。ライトだけど、文章の拙さはあまり感じさせない、なかなかの著者だと思うけど、なぜか新刊が出ない。2011/06/17

星野流人

9
おもしろかった。メッセージ性的な意味では少々物足りない面もあったが、ストーリーは楽しむことができた。寮生一人一人の能力がそれぞれ意味を持ち、ラストに繋がるのが良かった。なかなかボリュームもあって、良いんじゃないですか? あと、タイトルも良いよね。 もっと彼ら寮生の話が見たいな、と思った。 ……しかしこの主人公、透けブラに注目しすぎだろー!2010/09/09

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