内容説明
15年前に起きたバイオハザード事件によって封鎖され、重症者のほうが権限が大きいという奇妙な逆転構造になったとある都市。そこで暮らす女子高生・萌絵はひょんなことから反政府活動の手伝いで地下新聞をつくることになり、さらにある少女の死をきっかけに都市そのものにまつわる秘密を知ることになってしまう。その時、萌絵の下す決断とは!? ディストピア・テーマに新たな切り口で挑む異色作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
CCC
5
逆差別と階級権益という作者の思想が浮き彫りになりそうなネタを、ここまで淡白に調理しきってしまうとは、一周回って怖ろしい。2017/02/27
翠
5
大感染をきっかけに作られた病状のランクごとによる隔離制度。そんな社会を変えようとする萌絵とそれに関わる人々の話。終始淡々とした流れだったので最初はとても眠くなりながらも読んでいたのですが気が付いたらとてもこの世界観にのまれていていつの間にか読了。行き過ぎた社会制度は逆に人々を苦しめる。社会はどうあるべきか深く考えさせられる話でした。2014/02/19
ma-no
5
この赤川次郎みたいに簡潔な描写は、たぶん「中二病」っぽさを避けようと狙ったものなのでしょう。しずかな雰囲気の佳作です。2010/06/29
さくらぱぱ
5
★★★面白かった。話の展開は少しご都合主義だったけど、主人公の静かで強い想いが美しかった。熱く激しいのもいいけど、こう言う強さにも強く惹かれる。話の中身も在り来たりではあるが、SFの王道でいい雰囲気を醸してます。2010/07/05
しましま
5
限られた範囲と少ない登場人物できれいにまとめられていると思う。けれども主人公が動けば動くだけとんとん拍子に事態が進んでいくので少し物足りなさを覚えるかも。あと蛙かわいい2010/06/23
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