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内容説明
小説家になるためにはどうすれば良いのか? 小説家としてデビューするだけでなく、作品を書き続けていくためには、何が必要なのだろうか? プロの作家になるための心得とは? デビュー以来、人気作家として活躍している著者が、小説を書くということ、さらには創作をビジネスとして成立させることについて、自らの体験を踏まえつつ、わかりやすく論じる。【目次】まえがき/1章 小説家になった経緯と戦略/2章 小説家になったあとの心構え/3章 出版界の問題と将来/4章 創作というビジネスの展望/5章 小説執筆のディテール/あとがき
目次
まえがき
1章 小説家になった経緯と戦略
2章 小説家になったあとの心構え
3章 出版界の問題と将来
4章 創作というビジネスの展望
5章 小説執筆のディテール
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
338
『作家の収支』と同時に購入して積んであった。内容や主張はかなり重複している。そして、こちらの方がより鼻につく。森氏自身の興味の埒外のものについての切り捨て方がなかなかに冷淡。私自身は"まあまあ好きな方"くらいのファン度だが、コアなファンの方はこれを読んでも「やっぱり森さんって天才!」となるのだろうか。しかし、ほとんどの作品をぶっつけ本番で書ききっているというのは素直にすごいと思う。淡々として見えても、湧き出すものが過剰にあるから成立しているのだろう。森氏の小説は読み直したくなったが、小説以外はもういい…。2016/11/23
やすらぎ
216
有名になりたいために書くのではない。書きたいものを書くのである。それでは何を書きたいのか。まずは書いてみることである。いずれ本当に書きたかったものが見えてくるだろう。小説家になるにはどうしたらいいのか。考える前にまず書くことである。答えは一つではない。万人に認められるはずはなく、批判的意見が嬉しくなければ仕事にはできないだろう。既に数多の物語がある世の中では、何もない、どうでもいい、誰も見出していないものから創造するのである。人は同じはずのものに、異なる考えや感性をもつ。他者と違う自分に気づくことである。2023/09/17
黒瀬
142
小説家になるための心意気を型破りな切り口で綴るエッセイ(?) 著者の森氏はデビュー作【すべてがFになる】をはじめ、数々のベストセラーを世に出しているが本はあまり読まないそうで。下手に考えすぎて悩むくらいならとにかく書け。読書量を誇るな。速読なんてなんの意味もない。「小説家になりたい」のではなくなった後にどうなりたいかを考えろ。悪意に満ちた感想は当然、好意的なものも間に受けるな。出版社は基本的に体質が古く先見の明がないから当てにするな等、とにかく当たり前クラッシャーであれと言った強いメッセージ性を感じました2021/03/30
mitei
130
小説家ってずっと小説を読んでるイメージが強かったが、サイドビジネス感覚でやってる人もいるんだなとしった。著者の納期を守る感覚は普通のサラリーマンの世界なら当たり前のことだと思ったが出版社はそうではない世界なのだなと感じた。2012/03/24
中玉ケビン砂糖
86
「読む」鍛錬をきちんと積まずに「書」こうとする人間は総じて愚かだ。個人的には「読む」行為のほうこそ難しいと思ってはいるが。ところで森博嗣は変人だ。まあだからこそ作家でいられるのではあるが。国立大学の助教という肩書がありながら、「私はビジネスとして小説を書くことにした」と公言できる思考法は、少年少女が抱きそうな「夢」とはまったく異なる視座を持ちあわせている。「操縦はできないけどパイロットにはなりたい」人間たちのくだりは実に的を射ていて明快。2014/11/09
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