ちくま文庫<br> 新・批評の事情 ――不良のための論壇案内

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ちくま文庫
新・批評の事情 ――不良のための論壇案内

  • 著者名:永江朗【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 筑摩書房(2012/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480427144

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内容説明

格差、00年代、この国のゆく道、ライフスタイル等をキーワードに現在の社会や文化を語る論客40人を批評する。「この国のゆく道」の章は内田樹、小熊英二、藤原帰一ら、「格差社会」の章は湯浅誠、雨宮処凛、赤木智弘、金子勝ら、「00年代カルチャー」の章は宇野常寛、前田塁、安藤礼二、岡田暁生らについて語る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

13
「この国のゆく道きた道」、「格差社会の歩き方」、「00年代カルチャー」、「ライフスタイル」、内田樹、小熊英二、金子勝、菊池成孔、ドン小西ら、現在の社会や文化を語る33人の論客、さらに文庫版では7人の書き下ろしを加えたシリーズ2冊目。2017/10/08

swshght

5
日本の批評事情には疎い。集中的に読んだ批評家はごくわずかだ。しかも文学や芸術をテクストとするものに限る。あとは適当にかじっただけにすぎない。本書では、40人に及ぶ現在の論客たちが紹介される。知らない人の多いこと!まずはその点をつくづく反省する次第。そして批評の幅広さに刺激を受けた。対象はなにも芸術や政治経済だけではない。ファッションから美少女、自動車、果ては温泉やレストランにいたるまで、本当に多種多様だ。「批評」と「現在」の接点について考えること。これが本書のテーマだ。「雑食的読書のすすめ」でもある!?2013/04/21

tkm66

1
今更思い返せば、この辺りがメルクマール?2004/11/23

ybhkr

0
個人的にはイマイチしっくり来ない。著者と主義が合わないことが、批評家を批評するというテーマにおいて壊滅的に駄目な原因。政治や宗教や社会に関してはそれぞれ立ち位置があるから難しい。普通の読書指南的な本はおもしろく読めるのだが、ここはほんまにむずかしいところ。批評の人選もなんだか微妙なんだよなあ…。山崎まどかはお父様も文筆業で有名なのかー。だから、ちょっと調べればわかる間違いとか印刷物になって残ったり自分語りしたりもできるのか。まあ親が有名人てそれだけで財産だしね、と納得できたのでよしとしましょう。2017/02/03

星規夫

0
前作と同じく、広く浅い勉強が出来た。これを参考に、もっと論壇の歴史について学んでみたい。あと、本田透が掲載されていたのには笑った。2011/11/10

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