内容説明
幸せを売る会社って、どんな会社なんだろう。
恋人から婚約を破棄されたうえに、会社からはリストラにも遭い、不幸のどん底にあった氏家譲は、中学時代の友人であった武蔵と10年ぶりに再会する。
「よう、久しブリ照り!」
いきなりそう話しかけてきた武蔵は、「自分の愛人の相手をしてやってほしい」と譲に頼んできた。武蔵の依頼を引き受けた譲だったが、当の愛人からあらぬ誤解(ロリコン疑惑)を受け、インチキ臭い神社へ連れていかれることに。
そこで譲は中学時代の同級生の女性・藤原たまりに出会う。さらに武蔵がステキに胡散臭く経営している会社「ハピネス計画」で働きはじめ、譲の人生は転々としていく。
怪しいけれどどこか憎めない人物たちの行動に巻き込まれ、振り回されつづける譲に、やがて小さなハピネスが。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らす
15
タイトルと表紙に惹かれて読んだけど、かなり想像と違って入り込めず。温かい癒し系かと勝手に思って読み始めたのでかなりの予想外。先入観なく読んでたらもう少し楽しめたのかな。私にはよくわからなかったです。2016/04/24
Satomi
10
氏家譲、フラれて、失業して、実家に戻ってきて武蔵の仕事「ハピネス計画」を手伝う事となる。前半の仕事を手伝い始めたあたりまでは良かった。同級生の藤原たまりが登場してからの展開が…「??????」えーっと…シュール過ぎて理解出来ない…。読み手としての自信喪失…。2014/06/21
カニック
7
タイトルからは想像出来ないミステリアスな内容に引き込まれました。最後も予想外のハッピーエンドでホッとしました。著者の作品は3冊目ですが引き出しの多さに感心します。2021/01/20
はらぺこ
5
自分には合わなかった。 何かの意思を感じるような話やのに、特に理由が無かった気がする。2023/10/09
M
5
タイトルが気になって読んでみたけど、独特の世界観だった。私にはよく分からなかった。2016/12/09