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内容説明
つい先ほどまで元気だった人が、一瞬にして命を失ってしまう-家族と最期の言葉も交わせないままに。「心臓性突然死」ほどやりきれない別れはない。本書では悲劇を避けるため、心臓の仕組みから突然死の最新予防法まで丁寧に説明する。先天性の病気による場合もあれば、風邪や下痢などの軽い病気、入浴やスポーツなど日常の活動が原因になることもあり、対策は一筋縄ではいかない。悲劇を避けるために、できること。
目次
第1部 心臓の仕組みと突然死(心臓性突然死とは何か
なぜ心臓は意識しなくても自然に動くのか
心電図検査の有用性)
第2部 意外に身近な20の危機(心臓が自分の力で動けなくなる
なぜ河童と言われる子供が溺れるのか?
危険な失神、大丈夫な失神 ほか)
第3部 最新予防法(AEDの限界
遺伝子診断の可能性
最新治療(「カテーテル・アブレーション治療」
「ICD」
「両室ベーシング治療」))