内容説明
平成8年度の一筆啓上賞「父への手紙」に寄せられた7万余通から入賞作品を収録した旧版を再編集し増補。父親の生きざまが浮かび上がってくるような複雑な父への想いに溢れる手紙集。
目次
入賞作品 日本一短い手紙とかまぼこ板の絵の物語
一筆啓上賞(郵政大臣賞)
秀作(北陸郵政局長賞)
特別賞
佳作
英語版「父」への手紙―一筆啓上賞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyaoko
55
旦那が丸岡のお城で見て、気に入って買った日本一短い父への手紙。『私は希代子 お姉ちゃんは加奈子 犬はラン これくらいは間違えないでよ』2人で読んで「これやん!(笑)」お父さんって、本気でペットと子供の名前、間違えるよねぇ。ほのぼのとしたユーモア溢れる作品の中に、父への恨みや、憎しみ、複雑な思いが溢れるものもあって、私は胸がギュッとなりました。2023/04/29
もみ
0
この手の本は心を撃ち抜くような一文に出会います。私は父が好きです。本人には伝わってなさそうですが(笑)2012/05/12