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内容説明
景気が低迷し、ビジネスマンを取り巻く状況はどんどん過酷になっている。コスト削減のためのリストラ、人員削減で一人何役もこなさなければならず、過酷な労働環境が目の前に広がる状況だ。一方、職場での人間関係は希薄になっていき、職場でのいじめやパワハラ、セクハラなどの問題がマスコミで取り上げられることも少なくない。転職をしようにも雇用環境は悪化しており、悪環境に耐えかねて辞めてしまうと自分はもとより、家族まで路頭に迷わせることになる。
このような状況下、ビジネスマンは常に過大なストレスに晒され、あらゆる職場で「心が折れそうな人」が増えている。本書は、上司や同僚、家族などになかなか相談もできずに、一人でもがき苦しんでいる心が折れそうなビジネスマンたちが心の拠り所とし、また解決策を見いだせる本である。同じような境遇にあった著者(+監修者=専門家)による実体験を下敷きとした指南が、実によく効く。
目次
第1章 心が折れそうな人が知っておくべきこと
第2章 職場でストレスを溜めないヒント
第3章 会社の外に踏み出してみよう
第4章 ストイックからしなやかへシフトしよう
第5章 トラブルに負けない心の筋トレ
第6章 うつを知ってうつを予防する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。@新潮部
10
《私‐図書館》私の同僚も心が折れて、休職中。なにもできなかった私が、できることは、なかったか知りたくて読む。早く復活してほしい。2012/08/23
Yスキー
10
書いてあること自体に目新しさはなかった。作者が、現在も闘病中ということ以外は。周りに心が折れてしまった人が何人かいたこともあり、かなり真剣に読みました。2010/06/18
文章で飯を食う
6
「あなたがいなくても会社はまわる」身も蓋もないが、そのとおりである。会社に、エネルギーを注ぎすぎず、むしろ、自分の身体や心と向き合い家族を大事にした方がいい。逆に余裕を持ったほうが、仕事もできると言うものだ。まずは、休め休め。2015/07/25
シュウ
5
少し立ち位置を変える必要があるかなぁと思いつつ了。体調を崩した経験があるからこその目線であるせいか、内容にやわらかさを感じました。取り入れてみたいことも色々あったので、ちょっと方の力を抜いてやってみるかなぁと思います。ハートマーク作戦を忘れていた、、2013/07/08
Humbaba
4
辛いことを我慢すること。人生は順風満帆な時ばかりではないので、多少の我慢が必要なことは間違っていない。しかし、我慢し続けていればいずれは心が折れてしまう。折れてしまえば元通りにするのは時間がかかるし、場合によっては時間をかけても戻らないかもしれない。意地を張らずに適度に抜くことを覚えることは、安全管理上必要なこととなる。2016/07/04