新潮新書<br> 眠れぬ夜の精神科-医師と患者20の対話―

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新潮新書
眠れぬ夜の精神科-医師と患者20の対話―

  • 著者名:中嶋聡【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 特価 ¥462(本体¥420)
  • 新潮社(2011/12発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106103674

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内容説明

「眠れない」「会社に行くのが辛い」「気がつくと手首を切ってしまう」――さまざまな症状に苦しみ、精神科を訪れる人々。しかし、そこでは実際にどのような「治療」が行われているのか、意外と知られていません。精神科医が、豊富な臨床経験をもとに、診察室でのやりとりを再現。原因は? 治療法は? 薬の副作用は? 誰もが知りたい「心の病」に関する二十の疑問に、医師が本音でこたえます。

目次

1 心の病気に関する12の疑問(「眠れないんです」―不眠症;「ゆううつで、朝起きて会社に行くのが辛い」―うつ病;「車を運転していると、突然胸が締めつけられて、死んでしまうのではという恐怖に襲われる」―パニック障害;「一人でいるのに、知らない人の声が聞こえるんです」―統合失調症;「妻が急におしゃべりになり、また怒りっぽくなってきた」―蹂病 ほか)
2 治療に関する8つの疑問(「僕の病名は何でしょうか」―病名について;「原因は何でしょうか」―原因について;「治りますか」―転帰について;「遺伝しますか」―遺伝について;「薬はいつまで続けるのでしょうか」―服薬について ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

16
うつとか適応障害とか、いろいろ言葉は出てきたり変更になったりしているけど、症状は昔も今も同じはず。もちろん、時代背景によって多少はあるのでしょうけど。でも、言葉で分類すると分かってくることも多いので、やはり必要なことなのかなぁ...2014/03/21

sabato

5
相談時にどのような対応や受容、話の切り返しをするのかについては、臨床心理士や、ソーシャルワーカーとしての立場や自分の経験としても具体的なイメージがつくので個人的にはめちゃくちゃ読みやすかった。が、それ以上に、「気になるんだけど!」、「なにか聞きづらい!」というような内容をとってもわかりやすくかいてあるので、PSWの受験生や、患者さんの家族などにも適していると思う。。2010/11/03

ZEPPELIN

4
心の病に対して、精神科医がどう対処しているのか。医師からすれば、患者に優しくしすぎるのもダメ、突き放しすぎるのもダメ。そこのさじ加減が非常に重要。何でもかんでも依存性だと甘やかすべきではないとする一方、あなたは病気なのだと認めてあげることが患者の救いになる場合もある。この点は一般人も知っておくべきだと思う。不眠に関して、睡眠の途中覚醒は毎日のように自分でも経験しているけど、再入眠が出来ないことはないし、別に悩んでないので不眠ではないんだろうか。自分でもよく分からず2015/02/22

せいや

3
精神科において臨床がどのようになされるのか、精神科医が患者とのコミュニケーションの中で何を考えているのかがよくわかった。2021/07/13

チェリ

3
退院後の在宅生活を支援中(私は介護福祉士です)。ご利用者から「服薬は止めちゃダメか」とたまに訊かれます。そのとき精神科医がどう返答しているのか分かり参考になりました。2010/11/06

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