ハーレクイン 孤独を抱いて眠れ 危険を愛する男たち ＸＩ

著者名：スーザン・ブロックマン【著者名】/黒木恭子【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596914187

内容説明

ブリタニーは妹に懇願されて渋々ブラインドデートに向かった。相手は義弟の友人でSEAL隊員のウェズ。誤解を招かぬよう、ブリタニーは彼に会うなり、ベッドをともにする気はないとはっきり告げた。すると驚いたことに、ウェズも彼女はタイプではないと正直に告白した。ちゃめっけたっぷりの笑顔を向けて。ふたりは周囲のお節介に文句を言いながら、たちまち意気投合した。彼は噂どおり陽気で気が置けない一方、意外なほど繊細でどこか陰を感じさせる。ブリタニーは内心パニックに陥った。間違いなくウェズはわたしの好みだわ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まめもち]

友人の妻に片思いしてるウェズ×養子をシングルで育ててるブリタニー。セッティングされた初デートでお互いに興味ない宣言したことで気楽な友人関係スタート。ヒロインの包容力とヒーローの一途さにお互い惹かれてベットイン。片思いしてた人が未亡人になったり、その妹の有名女優に誘われたりするのにブレないヒーローかっこいい。女優のストーカーに逆恨みされて襲われたヒロインは災難だけど背中を押してもらったと考えられなくもない（笑）締めの一文が昔話の終わりみたい（笑）

2017/09/03

[すもも]

★★★★☆　面白かった！不良少年を引き取って育てているヒロインの包容力にヒーローどんどんはまっていきました。身を引くだけじゃなくて、時期を見て押すことをためそうとするところも好き。シリーズ読破しましたが、再読したいのは１かな。次点でこれ。海軍大将の話も良かった。(NIGHT WATCH 2003年作品)

2015/08/18

[aiko]

［危険を愛する男たち］11弾。 長らく親友の妻に焦がれていた海兵隊のウェズと養子を育てる看護師のブリタニー。 色々問題を抱えるウェズを受け止めるブリタニーの包容力の深さよ。 ラストのロマンスは勿論、依存症や性暴力等の社会問題に加え人の持つ弱さと強さを様々な角度から描き、更にサスペンス要素まで山盛りかつ一気に読ませる面白さ。 もう全人類はスーザン・ブロックマンを読もう。

2022/09/10

[ちゃろ]

⭐⭐⭐⭐再読。危険を愛する男たちシリーズ第11弾。ヒーローはこれまでのシリーズでも登場して、同僚の妻で親友のラナを思い続けるウェズ。そのヒーローとブラインドデートを仕組まれたブリタニー。ブリタニーの養子のアンディもいいし、ヒロインも正直で素敵。ラナを愛してると思ってたウェズだけど、ヒロインには過去の辛い出来事や自分の弱さを正直にさらけ出せることに驚き、段々ヒロインに気持ちが傾いていく。ストーカーが絡むサスペンスモノだけど、ヒーローがヒロインにメロメロになっていく具合がよかった（≧∇≦）

2014/12/19

[くまた]

アルファ分隊-11?。ハンクの義姉ブリトニーとブラインドデートをしたウェズ、友人同士という事で了承した二人だが気があって次第にお互い惹かれていき…というお話。ウェズはラナと上手くいくのかと思っていたのでちょっと意外。ウェズは手に入らないからラナを安心して好きになれたという屈折っぷり…彼女がウェズの事を真剣に考える前で良かった。このシリーズにしては珍しく大きな事件も戦闘も起こらず割と平和に話が進む。好印象ではあるのに何故かあまりワクワクしなかった。

2018/05/22