田中角栄に聞け - 民主政治と「七分の理」

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田中角栄に聞け - 民主政治と「七分の理」

  • 著者名:塚本三郎
  • 価格 ¥1,600(本体¥1,455)
  • PHP研究所(2013/02発売)
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  • ISBN:9784569775241
  • NDC分類:312.1

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内容説明

いま、もし田中角栄ありせば……。民主党政権の「不甲斐ない弟子たち」を叱り飛ばしているだろう。陳情こそ「日本型民主主義」の原動力なのだぞ。政治献金を禁止するかわりに「政党助成金」を税金でまかなうとは何ごとだ。選挙目当ての税金のばら撒きを連発して、国家財政がもつと思っているのか。アメリカとの対等関係を望むあまり、中国や韓国におもねっても日本はけっして尊敬されないぞ。かつて首相に対する野党委員長として、国会で丁々発止の論戦を繰り広げた著者が、哀悼の想いをこめて綴る天才政治家・田中角栄の真実。自身の40年に及ぶ議員生活を振り返りつつ、政治家を正当に評価することの難しさを実感をもって書き下ろした力作。日本憲政史上に燦然と輝く業績を残した庶民政治家を、ただ「金権汚職の首魁」として葬り去ってしまうのはいかにも惜しい。「三分の非理」をわきまえながら、田中角栄が示した「七分の理」を高く評価しよう。

目次

官僚支配か、陳情政治か
道路特定財源
政治献金はすべて悪か
日本列島改造論と土建屋政治
ドル・ショックと日米首脳会談
ロッキード事件の本質
エネルギー安全保障
政治を卑しくした田中角栄
大胆に見えて細心
戦略なき案件処理の天才
田中角栄と小沢一郎

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jieotaka

0
>真紀子は父田中角栄を涙ながらに責めた。「これ以上、家族の恥がさらされるのはたくさん。孫が大きくなったとき、何ていえばいいの。もうやめて」と。 >>今の真紀子からは想像できなくて印象的だった。w >「気性の激しさと哀愁」こそ田中のすべてであった。 >>上手いこと言うなー。 角栄さんのことがもっとよく知りたくなった。

kizmy

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読了、図書館本。元野党衆議院議員の著者の視点はなかなかフラットで、田中角栄首相当時の政情から出版時2010年までの流れが分かり易い。ここで指摘されているサハリン2や原発の問題など、それこそ今ヤバイ事になってるよ〜💦 どうなる日本の政治⁉️ 2022/10/10

森田健作

0
イマイチ。文体がおっさん臭い。2021/12/11

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