- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
ウソの儲け話に乗せられてなけなしの貯金をはたき、株や投資信託、FX、保険商品等を買って大損した人々が日本中にいる。だがその実態はほとんど表に出ない。危ない商品を今も売り続ける銀行、証券、生保が、テレビ・新聞の大事な広告主だからだ。“信頼”の仮面をかぶった“金融の鬼たち”に大切な資産を騙し取られないためにはどうすればよいのか。世界マネーのカリスマが、12の事例をもとに、世に仕組まれたお金のカラクリを暴く。賢く生き抜くための人生の指南書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
44
2013.11.23(11/23)(初読)副島隆彦著。 11/23 (カバー) 嘘の儲け話、株、株式投信、FX、保険商品。 出てこない実態、なぜか、BK、証券会社、生保がTV、新聞の大事な広告主であるからだ。 信頼の仮面をかぶった金融の鬼たち。 世界マネーのカリスマが12の実例をあげて絡繰りを明らかにする指南書。 (あとがき) 騙された人を人ごとに思う人。 金融崩れの津波を自覚しているか。 おまは小康状態。 次にアメリカ発の金融恐慌が必ずやってくる。 2013/11/23
Yuma Usui
27
お金で騙されないためにも美味しい話はないのでたとえ有名な会社の金融商品でも十分注意しましょうという結論。不特定多数からお金を預かる場合は出資法違反の恐れがあるとの指摘は勉強になった。10年近く前に書かれたもので未来はこうなるという部分が多かった。が、今振り返ってみるとその通りにならなかった点が散見され何とももどかしい。経済の専門家でも未来を当てることは難しいんだと再確認できた。2019/12/11
くろまによん
6
警鐘系。ただ、これはダマされる方が……な気がしないでもない。不用意に立ち入るべき世界ではない、ということを肝に銘じておこう。市場に絶対はない。プロすら読み誤る世界。2015/07/11
m
6
資本主義社会は誰に金を使わせるか、というババ抜きだ、と、どこかの本で読んだ文章を思い出した。投資の失敗談が読みたかったので有益な本でした。2014/10/03
凌🔥年300冊の読書家🔥
4
お金を目的とした商品 増えるか増えないかは、自己責任。 相手の説明はその点を伏せる。 騙されたと気づいた時には遅い。2019/03/07