内容説明
この世のすべての人ひとりひとりの側に降り立ち、その生涯を共に歩む、天からの使い―― 「守護者(ガーディアン)」。 修行中のガーディアン・トキオは、今回初めて女性を担当することに。彼女の名は翼。雪のクリスマス・イブに生まれた、素直で心優しい、でもちょっとそそっかしい女の子。トキオの傍らで、翼はすくすくと育っていく。だが、どんな時も彼女の良心と勇気を懸命に支え続けるトキオの姿は、決して彼女の眼に映ることはない。そして翼が初めて恋を知った時、トキオの中にはある痛みが……。人間たちと無償の愛を生きる守護者たちを巡るラブ・ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
50
初雪。ホワイト・クリスマス。羽舞うように雪はひらひらと落ちて。まるで天使が翼を忘れて、この世に生まれ落ちてきたみたい。そんな美しくて繊細な言葉の似合う優しい物語。恋をして急に綺麗になっていく翼の姿はとても愛しいものだけれど、そんなせっかちな女の子の成長にトキオと一緒に不安になったりはらはらしたり、怒ったりしました。喪われてから、失くしたものに気が付く人間と。愛しいものの失われる時を知っているガーディアンと。抱きしめてるのに、護っているのに気が付かないなんて。切ないけど、二人のこれからが幸福でありますように2013/11/17
たるき( ´ ▽ ` )ノ
29
切なさとあったかさの詰まった内容だった。できれば、もう少し続きを書いて欲しかったな。優しく癒してくれる一冊(*・ω・*)2014/04/12
そのぼん
29
その人の人生に寄り添って見守り続ける『守護者(ガーディアン)』と言われる存在の目線で描かれたお話でした。全体的に優しいイメージの作品でしたね。守護者に見守られている少女が可愛くて、なんだかこちらも見守るような気持ちで読んでいました。2013/12/03
ソラ
12
内容(「BOOK」データベースより) この世のすべての人の側に降り立ち、生涯を共に歩む、天からの使い―“守護者”。そんな守護者のトキオが初めて女性を担当することに。彼女の名は翼。雪のクリスマス・イブに生まれた、素直で心優しくてちょっとそそっかしい女の子。彼女はトキオの傍らですくすくと育っていく。だが、いつも翼を懸命に支え続けるトキオの姿は、彼女の眼に映ることはない。そして翼が初めて恋を知った時、トキオの中にはある痛みが…。人間たちと無償の愛を生きる守護者たちを巡る恋の物語。 2010/08/17
kaina
9
運命とか生まれ変わりとかあったら素敵だと思っちゃう派としては、割と好きな設定。 文章は良くも悪くもライトノベルというか漫画的な感じ。感情移入はしやすいけれど、主人公の思いに共感できなければ読み進めるのはキツイかも。 物語は驚くような展開はないものの、全編ぬくもりと優しさに満ちていると思う。雲間から光が射すようなラストに読後感も良好。できたらその後の二人の様子も見てみたいと思うのは蛇足になるかなぁ。2011/03/31
-
- 電子書籍
- 刹那の純愛 ~箱入り令嬢は狂犬と番う~…
-
- 電子書籍
- 嘘をついた私たち[ばら売り]第16話[…
-
- 電子書籍
- 真実は残酷に【分冊】 10巻 ハーレク…
-
- 電子書籍
- 有閑倶楽部 カラー版 3 りぼんマスコ…
-
- 電子書籍
- SHONANセブン 15 少年チャンピ…