内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
統計力学は熱力学にもまして数式が抽象的でわかりにくく、初学者には特に不評な科目です。本書は確率論や数理統計の前提知識は一切必要なく、統計力学に初めて触れる初学者が理解できるようにした教科書です。難解な数式に惑わされず、物理的な意味をしっかり理解できるように、具体的な例題を大いに活用しました。
目次
統計力学のはじまり
マクスウェル‐ボルツマン分布
等重率の原理とミクロカノニカル分布
カノニカル分布
カノニカル分布の応用
固体の比熱、グランドカノニカル分布
フェルミ分布とボース分布
フェルミ縮退とボース凝縮
相転移と臨界現象1―イジング模型
相転移と臨界現象2―平均場近似と臨界指数〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウヘイ
0
軽く読むにはいいかも知れないが、これだけで統計力学を学ぶのは無理だと思った。2017/01/25
rarin
0
やさしめに書いてあるシリーズ。速習できてよく手を動かさせてくれる本なので良い本だと思った。2013/07/22
椪
0
速習用って感じ。数式をきっちりやるとか統計力学をしっかり学びたいとなるとこの本だけでは不十分2019/01/29
あべんじゃ
0
例題が豊富で、計算が丁寧なのが良い。後半に相転移や輸送現象の章もあるが、さすがに解説を端折っているところもある。くりこみ群やスケーリング則についてはこの本だけで理解するのは大変。これを導入として、より進んだ本を読むと良さそう。2018/07/21
-
- 電子書籍
- 先輩たちに求められすぎて困っています……
-
- 電子書籍
- 誘惑は復讐のために〈愛を知らない男たち…