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内容説明
人の不合理な心と行動を解き明かす新たな経済学、「行動経済学」。類書ではその読み物としての「面白さ」ばかりが強調されているが、その実際のところはどうなの? という疑問に答えるべく編まれた、最強のガイドブック! 今話題の神経経済学にも踏み込んだ、とにかく「網羅的」で「実践的」な行動経済学の本。
目次
第1章 「心」と出会った経済学―行動経済学は何を変えたのか?(経済学は、「どこで」現実に気がついたのか? 行動経済学で「何が」できるのか? ほか)
第2章 なぜ合理的に決められないのか?―損失を恐れてダマされる心(「プロスペクト理論」―人間の「価値」の測り方を理論化する 認知的不協和―「明らかにおかしな選択肢」はなぜ選ばれるのか? ほか)
第3章 直感はどこまで当てになるのか?―何度も同じワナにハマる心(ヒューリスティック―勘を信用しすぎる人間たち 初頭効果と代表性バイアス―情報の受け取り方ですべてが変わる ほか)
第4章 行動経済学はどこまで応用できるのか?―市場分析から政策提言まで(市場のダイナミクスを行動経済学で解く! ケースで学ぶ、行動ファイナンスとその応用 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バーベナ
6
ひとは時に不合理な行動をしてしまう。その心の動き、脳の動きを知りたいなぁ。と思ったので手に取る。自分の考えだと思い込んでいることを、注意深く精査するのは難しいなぁ。まずは、情報と自分の考えを分けてアナログですが、メモることで癖をつかんでみよう。2016/12/09
Kaelu Haruki
4
1000万の追加投資で100万黒字→300万黒字となるビジネスAと、同じ投資で50万赤字→100万黒字となるビジネスB。費用対効果が大きい方は明らかでも「損を嫌う心理」が合理的な判断を狂わせる。他にも、成功体験に基づくプライド効果、群衆心理、コントロールしたい欲求など、極めて本能的な心理が重要な決定でしばしば誤った判断をさせてしまう。相場心理学、ビジネス心理学とも呼べる内容。心に留めたいと思う2014/01/29
がっち
4
初めて行動経済学をよむならば、わかりやすい本。理論で推し進めるのではなく、実生活に落とし込んでいるのが共感をもてる。もう一歩進むならば、他の本を読みましょ。2012/05/19
crecsent
3
読み物として読んでいても十分おもしろい。世の中は複雑系だし必ずしも合理的でない選択も往々にして行われてるっていうある意味常識的なところから出発してるってのがすごくしっくりくるなーって。2012/02/09
おうまさん
3
入門書らしい。伝統的経済学と現実の乖離から始まり、人々意思決定の際の心理の解説なんかがされる。個人的な感想だが、行動経済学というより、その核心たる行動ファイナンス理論って感じがする。市場に参加している人々の心理は常に合理的でなく、さまざまな要因によって非合理的な行動をする。その要因を解説してるって感じではなかろうか?2011/03/18
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