内容説明
経験則がまったく通用せず、先が読めなくなっている現代社会において、このような状況をどう受け止め、どう解釈すればよいのか知りたい、というニーズが高まっています。それに応えるのが社会学である、といってもよいでしょう。
社会学は、単なる知識の集大成ではなく、私たち個々人が社会と向き合う実践の中に宿るものです。本書では、社会学の基本から最新学説までをやさしく解説。社会学において重要な事項・キーワードを中心に、およそ100の事柄について解説します。
目次
第1章 個人と集団―人は一人では生きていけない
第2章 家族と教育―教育は誰のためにあるのか
第3章 労働と消費―働くことは消費することである
第4章 都市と犯罪―都市は実験室である
第5章 政治と権力―政治とは日々の振る舞いである
第6章 宗教と文化―前提なしでは生きられない
第7章 歴史と近代―現代とはいかなる時代か
第8章 グローバリゼーションと国家―世界は生き残れるか
第9章 理論とモデル1―日常的な行為が可能にするもの
第10章 理論とモデル2―日常的な行為を可能にするもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっくん
35
本当にわかる〇〇という題名の親しみやすさに反し帯文は宮台真司と宮崎哲弥という。。。この2人が褒めれば間違いなかなと思い購入したが。。。案の定間違いはありませんでしたw非常に分かりやすく一つのテーマが見開き1ページに収められており、息切れすることなく最後まで楽しく読むことが出来ました♪2016/01/07
ステビア
23
1キーワード1見開きで100個まとめているのだが、あまりにも表面的で不満が残る。「フシギなくらい見えてくる」も「本当にわかる」も嘘だと思う。むしろもっとわかんなくなるだろ笑/著者は全員宮台がらみの人たちらしい。それが売れている理由だろうか。2022/12/23
hakootoko
21
やる気のない中高生はこのシリーズ読んだほうがいい。タルコット・パーソンズとかロジェ・カイヨワとかミシェル・フーコーとか言いたい名前が社会学者には多い。すごく言いたい。バンデンハークレベルで言いたい。社会学はいろんな学問を使って社会を分析するので、いろんな学問に飛んでいける。集中力ないので、面白かったです。言いたい名前も多いし。あと、パノプティコンも言いたい。2015/10/21
里馬
14
社会学のゼミナールに参加するまで社会学なんて存在すら知りませんでした。先生のガイダンスを聞いた時ですら、イマイチ魅力が伝わって来ませんでした。社会学は何よりも、自分達で研究し始めてから、ようやく面白味が出て来るし、壁に囲まれて生活しているのだと気付く、変な学問です。政治学、民俗学、メディア論などなど。2010/07/07
Wisteria
10
大変解りやすい。社会で生きる事が当たり前で、却って意識する事がなかったかもしれない社会学。もっと興味を持ちたい。2016/04/22
-
- 電子書籍
- 仮装舞踏会の夜【分冊】 1巻 ハーレク…
-
- 電子書籍
- 絵本「こっちのほうがしっかりしている」