- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
「人は近くにいる人を好きになる」「人は漏れ聞いたことに感化される」「集団で話し合うと意見が極端になる」――多数の事例をもとに心理学的見地から明らかにする“影響力”の実態。
目次
第1章 人はアメとムチに弱い―賞影響力と罰影響力
第2章 人は権威に弱い―専門影響力と正当影響力
第3章 人は好きな人に弱い―参照・魅力影響力、情報影響力
第4章 人は人の行動に弱い
第5章 人は集団内の空気に弱い
第6章 人は無意識レベルでつつかれると弱い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Q
10
リミテッドにて。 ●影響力の基本は賞と罰 ●近くて見た目良く似ていて好意を示すと良い影響力を与えられる ▷軽く流し読み。思えば全て賞と罰から成り立っている。皆、賞を求め、罰を嫌がる。基本的なことではあるがマネージメントを考える上で非常に重要なベースの考え方だと思った。2019/08/15
Kei
9
本家、影響力の武器は読んだことがないが、この本は完全に心理学の本。知っている内容も多かったが、この本では心理学の実験が多く紹介されていて面白かった。共通の話題として心理学の実験、効果が上がる事がこちらでは多いので、新しい話題が供給できるようにしたい。2017/10/17
おおにし
6
池谷裕二さんの本で我々には自由意志はないと宣告され、この本で無意識レベルまで周りのいろいろな影響力に晒されているという事実をつきつけられると、私はどこまで私自身なのだろうかと考えこんでしまいますね。まあ、それはそれとして、外から受ける影響力について知った後は、逆に周りへ与えている影響力について真剣に考えなければならないということに気づきました。特に親として子どもに良い影響力を与えているかという点については反省することが多いです。2012/12/24
帯長襷
4
「影響力の武器」をもう少し簡単に実践できる心理学寄りにまとめた感じ。翻訳の読みにくさもないから、まずこれから読んでも良かったんじゃないか…。アメとムチもわかるし権威も同調もわかるけど、いちばんはやはり好意じゃないか…。他のやつは気付けば自制やコントロールできるかもしれないが、好意だけは止められなさそう…2020/02/28
はち
4
心理学から見た人に対する影響力。サクッと読める入門編か。私みたいな素人にはピッタリで役立てることは可能だろうが、なかなか奥が深そう。仕事で使ってみようか。2012/05/26