新潮新書<br> ツキの波

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新潮新書
ツキの波

  • 著者名:竹内一郎【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2012/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106103636

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内容説明

人間はツキを支配や制御することはできないが、その性質を知り、波を利用することはできるのではないか。ツキという不思議な存在を誰よりも深く考え、語り続けてきた作家、阿佐田哲也(色川武大)。その思想は現代人にとって大きな指針となる。「人間の運の総量は一定である」「欠点を守り育てよ」「勝つ人柄はつくれる」「ヒットを打つよりフォームを固めよ」――遺された至言の数々を『人は見た目が9割』の著者が読みとく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

15
人間のツキや運は、総量が一定。ただし、一人の人生ぐらいではバランスが取れない可能性があり、三〜四世代ぐらいを見てトータルで考えるべし...うーむ...他にも、分かるような分からないような考え方のオンパレード (笑)2014/04/26

ミスターチャイルド

5
麻雀漫画「哲也」で強調されていた阿佐田哲也氏の思想を文章でまとめた、という内容。なので、哲也を全巻読破している私には重複している部分が多々あったが、改めて考えるという意味でとても人生の参考になった。ツキは上昇したり、下降したりというのは、この本を読まなくても誰もが人生の中で経験していることだと思う。私もまたそうだ。あと、著書の中にある「怠惰を求めて勤勉にいきつく」という言葉が昔から大好きなんだよね。楽をしようと思ったらいつの間にか努力してた、というパラドックスが、言葉に凝縮されてておもしろい。2014/07/01

KAKAPO

3
著者は『人は見た目が9割』の竹内氏。重い言葉は、引用された阿佐田氏の言葉。この本は、阿佐田氏の言葉を、竹内氏なりに解釈した人生指南書「不幸だっていったって、仕方がねえんだよ。不幸じゃない生き方ってのは、つまり安全な生き方って奴があるだけだな。安全に生きるために、他のことをみんな犠牲にするんだ」竹内氏は「何かを得れば、応分の何かを失う。」二律背反の世界と書いています。安全が脅かされた状態は、不幸に違いないが、阿佐田氏の世界観を借りれば、安全が脅かされた状態は、犠牲にした何かを取りもどすチャンスとも言える。2010/11/11

しんぺい

3
「勝負を降りない」「勘は磨かないと停滞する」、ツキの波をとらえるためには、ついていないときでも少額で勝負をする。そうすることのより、波が来たときに乗り過ごさない。2010/08/13

こまち

2
筆者が阿佐田哲也を崇拝しているのは分かった。ただ、それだけの本。2017/02/22

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