内容説明
タマラは、クワシール王国の皇太子カリクから仕事を依頼された。クワシールの祭典で、至宝アザム・サファイアのネックレスのモデルをしてほしいというのだ。じつは七年前、タマラはカリクからプロポーズを受けたが、彼からの愛を感じられずに断っていた。それでも彼への思いを断ち切れずにいたタマラは、決着をつけるため、依頼を受けることに決めた。祭典当日、サファイアを身につけた彼女をアクシデントが襲う。何者かに拉致されそうになったのだ。間一髪のところをカリクに救われたタマラは、彼に誘われるまま砂漠の洞窟へ向かった。■シャロン・ケンドリックに師事した新作家、サブリナ・フィリップスが描く砂漠の国の熱いロマンスをお届けします！ タマラの秘められた思いは、カリクへ伝わるのでしょうか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
傲慢だけど、しょっぱなからヒロインにメロメロなヒーローが良かった。口が悪く、イヤミばかり言ってたけど、許せてしまう。ただ、女性が純潔でなければ、あとは娼婦のような扱いに疑問を感じた。ヒーローの予定では復讐と称して、ヒロインと一晩寝てポイする気だったんだもんね。ヒロインは蔑まれてもさらりと交わし、前向きに考える姿が健気だった。裏のあらすじになかったけど、スピンオフのもようだ。2014/09/23
romance_holic
0
「プリンスの秘密」スピンオフ2011/02/12
こえん
0
人気モデルの26才ヒロインと、彼女に７年前求婚して断られたシークヒーロー。ヒロインの純潔にこだわる、オレ様な思考のヒーローが可笑しい。なんだかんだ言いつつヒロインに執着してるのがさらに可笑しかった。2010/10/25
MOMO
0
用意周到で傲慢、嫌味なあてこすりばっか言ってる俺様キャラのカリク君ですが、タマラちゃんに対して未練たっぷり、独占欲丸出しでさぁ・・・あんまり嫌いじゃぁないわ、こうゆう傲慢おばかさんって・・・結構いいやつだったしね・・・2010/07/24
Mari
0
★★★2010/06/24
