内容説明
下品、野卑、矮小、間抜け、暴力的、自分勝手、過剰な自意識と無意識……人間(おもに無名人)の、あらゆる愚かさを冷徹な観察眼で濃厚に描き、笑ってはならぬと思いながらも笑ってしまう究極のエンタテインメント。「中年愛への原体験」「内田研究とビッグバン」「尹松淑さんのこと」他、名作多数を含む現代日本の「旧約聖書」、珠玉の人間紀行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
怜
39
ものすごい毒。それでいて読ませるって、どーなんよ?正直根本作品をあまり知らないひとにはオススメできないかも、しれない。ギリギリセーフなんだかアウトなんだかの人間観察。でもやるんだよ!座右の銘いただきました、はい2014/11/11
gtn
29
著者の友人Uのエピソードに辟易する。これほど私生活を暴いても大丈夫と著者が踏んだのも、Uが蛭子能収氏と同じく、自分だけの世界の住人だからだろう。犬がいくら吠えても、ああうるさいなとしか感じない。そして、そんな人間を引き寄せる著者にも、同じ生命の傾向性がある。2020/07/28
ユーカ
24
ポンコツ人間図鑑。濃い~。お腹いっぱい。こういう風に俯瞰してみると、自分もかなり濃い~。2016/03/14
なる
22
幻の名盤解放同盟の主軸である根本敬の『人生解毒波止場』よりも前にあたる作品。その醜悪さ、下品さ、悪趣味さは群を抜いている。大学時代の悪友をひたすらレポートした「内田研究とビッグバン」や韓国で遭遇した初老のガイド「尹松淑のこと」、「超能力演歌歌手サバヒゲ」など、自分の世界を強烈に持つ人達を徹底的に「取材対象」とするエッセイが詰まっている。アナーキスト奥崎謙三や、日本のカルチャーにおいて金字塔となった名言「でもやるんだよ!」が初登場する「しおさいの里」も収録。要するに読まなくても人生に何の影響もない。2024/08/19
ロア
19
最近読んだ『積ん読の本』の中でどなたかが激賞されていたので手に取った次第。期待して読み始めたのですが、ちょっと思ってたのと全然違ってて、途中で何度読むのを止めようと思ったことか。。。修行と思って完読しました(*´Д`)最後の勝新でなんとか気力を持ち直せた。まぁ勝新のことは間違っても小馬鹿には出来ないですもんね。 2025/12/31
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