内容説明
ニーリーは新進の建築家。ある大きなプランの担当に抜擢されるが、周囲からの疑問の声に苛まれるはめになった。しかも、そのプランを狙っていたのはセバスチャン――ハンサムだけれど、氷の男と噂されるクールなプレイボーイだ。彼に憧れていたのに。ニーリーは皮肉ななりゆきが恨めしかった。セバスチャンは新人に重大な仕事を奪われたことに愕然としていた。しかも、相手はいつも何かと意見の合わない、お高くとまった女性だ。打ちのめされた彼は、衝動で同僚のハウスボートを買うことに決め、心境の変化を期して引っ越しをすることにした。間借り人がいると聞いていたが、当日彼を迎えたのはニーリーだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サティーシャ
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新進の建築家ニーリーとハンサムで氷の男と噂される憧れの建築家セブ。氷の男は父親に傷つけられて傷つかないようにしているだけで、妹たちには親切で愛情深かく愛を知らないではなかった。ハウスボートはどうなったかちょっと気になる・・・2016/09/24
MOMO
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なんかさぁ・・・動物いっぱいで、きっと、おそらくコミカルで楽しいロマンスなんだろうけれど、好きになれないというか、読んでて楽しくないというか・・・特にニーリーちゃんがちっとも好きになれなくって・・・何が嫌なのかわかんないだけに、余計困惑してしまう・・・うー・・・ん・・・2010/08/23
Mari
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★☆2010/06/23
みろん
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大仕事を抜擢された新人建築家と、その仕事を奪われた建築家とのロマンス。湖畔のハウスボートでの同居することになったふたり。もっとロマンス展開があるかと思ったけど、ケンカばっかり。「いい話」系な雰囲気はあるけど、個人的には共感はしにくかった。2010/05/30