内容説明
歴史的な“転形期”をむかえているいま、未来を拓くモノ作りとは? 古今東西の建築の歴史を自在に読み替え、生きのびるための技術を練り上げる。「いま、モノ作りをすることの希望の根拠」を語る講義。建築家・石山修武の思考の軌跡。
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目次
バラック浄土・伴野一六邸異聞―地球を漂流するモノと住宅
錆びついたポルシェとノアの方舟―川合健二考
ドロップ・シティその後、アメリカの夢―バックミンスター・フラーと読者そして編集者たち
数学と建築に関する初歩的考察―佐渡宿根木集落に学ぶ
現代若者の1つの傾向について―ドラキュラの家を介して、ニート、フリーター、ホモセクシュアルについて考えてみる
サティアンが予告していたこと―グローバル・スタンダードと建築スタイル
転形期の建築―俊乗房重源と大仏様、浄土寺浄土堂について
水晶宮から、サー・ノーマン・フォスターまで―イギリス型ハイテク建築とジェームズ・ボンド
フォルムについて―ル・コルビュジエのラ・トゥーレット修道院、地中海の光、そしてクセナキスへ
ミース・ファン・デル・ローエの不思議―バルセロナ・パビリオンの地下
光について―ルイス・カーンのブリティッシュ・アート・センター
闇から光へ―むすびにかえて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びす子ちゃん
2
面白すぎる。ドラキュラの家から、家というのは一体何なのか突き詰めて考えさせられた。教育者としての人格も濃く見えて、坂口恭平さんの考えは石山さんにかなり影響を受けているのがよく分かった。こういう大人に教わりたい。2014/01/11
Takahiro Aoshima
1
面白い。面白すぎる。2019/01/27
hikaru
1
★★★★☆ 転形期における若い人へのメッセージ。アニミズムによる考え方を念頭において、これからの時代に対する心構えを語っている。専門書の割には読みやすく、これから建築の勉強を始める人には読んでもらいたいと思う。 2010/05/07
powe
0
2回目、すごく面白い。2017/10/16
たかぴ
0
生きることの根源的な意味と建築の関連性について書かれているのかと思ったけど、難しくて挫折した。時間をあけてまた読んでみようと思う。2015/11/20
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