内容説明
業界不振の中、聴き手もメーカーも本当に質の高いものを求め始め、「これはすごい」という名盤に当たる確率が高くなっている。そう、クラシックは全然死んでいないのです。クラシックの名盤をご案内。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
目次
まえがき
第1章 まずはこのアルバムを
人生最高の1枚─―ギーベルの『ラウダーテ・ドミヌム』
真摯に、ただただひたむきに語りかけてくる─―バルヒェット/バッハ『ヴァイオリン協奏曲集』
唯一、作品の次元を超えた演奏─―アルヴィド・ヤンソンス/モーツァルト『レクイエム』
あの魔術が始まる─―ミケランジェリ「ショパン・コンサート─―イン・プラト」
魂の鼓動と音楽の源泉に触れる喜び─―スクロヴァチェフスキ/シューマン『交響曲第1番』『第4番』
実はとんでもない隠れ名ボックス・セットだったオランダPHILIPS『RE DISCOVERED』─―ヨッフム、レーマン、ケンペン、オッテルロー&ベルリン・フィル
何が凡百の演奏と違うのか?─―ザンデルリンク&ミュンヘン・フィル/ブラームス『交響曲第4番』
掛け値なしに全員が命がけ─―ミュンシュ&パリ管のデビュー・コンサート
第2章 往年の指揮者たち
その男は突然現れた─―トスカニーニ&NYP/ブルックナー『交響曲第7番』
絶望と恐怖に彩られた最悪の演奏状況─―オスカー・フリート『幻想交響曲』
まさしく伝説のトーマス・カントル─―カール・シュトラウベ『1931年のJ・S・バッハ──カンタータ録音集』
泣いていいです……─―ワルター/ローマ放送音源、ベートーヴェン『交響曲第7番』
激烈で破廉恥極まりない─―シューリヒト新発見のベートーヴェン!!
一夜の乱痴気パーティー─―ストコフスキ&シュトゥットガルト放送響/チャイコフスキー『交響曲第5番』
これぞ期待どおりの「アーベントロート発狂演奏」─―ベルリン放送響との1950年『悲愴』
阿鼻叫喚の地獄絵図─―チャールズ・アドラー/ブルックナー『交響曲第9番』
尋常な精神状態では聴けない─―クレツキ&フィルハーモニア管/チャイコフスキー『悲愴』
極めて肉体的、極めて三次元的な悦びと感動─―ヨッフム&ミュンヘン・フィル/ブルックナー『交響曲第9番』
不動明王のごとき形相でこちらに対峙してくる─―ヨッフム&ベルリン・ドイツ響/ブラームス『交響曲第1番』
やっと聴けた!─―イリヤ・ムーシン、94歳の録音
発狂ブチ切れ寸前の異常演奏──クリュイタンス&RAIミラノ響『ラ・ヴァルス』
若きチェリビダッケ、壮絶!─―『英雄』
壮絶すぎる3つの録音─―チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル/1986年来日ライヴ
[1]慟哭の第2楽章─―ブルックナー『交響曲第5番』
[2]生半可な覚悟では厳しい─―『組曲「展覧会の絵」』、シューマン『交響曲第4番』
[3]壮麗な教会の天井画まで届くかのごとき─―ブラームス『交響曲第4番』
こんな壮絶な正統派─―ヴァント&ミュンヘン・フィル、ブラームス&ベートーヴェン『交響曲第1番』
ヴァントとミュンヘン・フィル最期の演奏会─―2001年9月15日の『ロマンティック』
ラスト30秒、同曲史上最高のお下劣爆裂演奏─―ジュリーニ&ケルン放送響/ドヴォルザーク『交響曲第8番』
血も涙もユーモアも愛もない─―ミュンヒンガー&シュトゥットガルト室内管/1958年の『四季』
この音楽に限界はない─―バーンスタイン、DGチャイコフスキー録音集
ほか
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