中経の文庫<br> 世界一面白い 古代エジプトの謎【ピラミッド/太陽の船篇】

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中経の文庫
世界一面白い 古代エジプトの謎【ピラミッド/太陽の船篇】

  • 著者名:吉村作治
  • 価格 ¥628(本体¥571)
  • KADOKAWA(2014/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784806136699

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内容説明

古代エジプトに魅せられ、これまで第一線で発掘を続け、その業績が世界的にも高く評価されている吉村作治教授。古代エジプト5千年の興亡をたどりつつ、「なぜミイラをつくったのか?」「ピラミッドは墓なのか?」「大スフィンクスはいつつくられたのか?」など、古代に信仰された神々やピラミッド、スフィンクス、ミイラなどにまつわる数々の謎についてを、吉村教授が講義風に語っていく。特に、吉村教授がライフワークとして現在も取り組んでいる、「太陽の船」に関する講義は必読。クフ王の船こと「太陽の船」は、「何のための船だったのか?」、また「復原することの意義」などについても言及している。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5
エジプトの人と言えば目の周りのクマみたいな化粧が思い当たる。美的センスの問題なのかなと思ったが、どうやらアレは「ハエ除け」だそうだ。ハエは悪霊の権化と言われていたらしく、物理的にも精神的にもそれの侵入を防ぐために、孔雀石などの顔料を入れて目の周囲を塗っていたそうな。ずっと単なるオシャレだと思ってたわ。2023/12/09

BIN

5
5000年どころではエジプトの歴史。ピラミッド建設のことに詳しい。よくそんなに詳しい年代までわかるなというのが、中国古代オタとして感心した。20世紀前半とかの発掘者は普通に爆破して穴開けたりして荒っぽい。歴史的価値というより発見者としての名誉の方が重要なのかなと思った。呪いで死んだ学者の話もあったが、吉村さんの体験談で酔っ払ってナイル川に落ちてしまって不幸にもなくなってしまったのでは?という話は面白かった。古い本だったので、最新の科学研究の成果でどう変わったか調べたいところです。2022/03/27

宇佐見

3
江戸東京博物館の「古代エジプト展」のために再読。エジプトに旅行に行ったときに本書を読んでいて、特に考古学博物館を楽しめた経験から。時折付いていけないこともあるが、紀元前何千年という遠い昔にエジプトという地で作られた建造物たちのことを考え続けている吉村先生の熱意には感服。物が主役だった本書から、人が主役になる下巻へ。。★★★☆☆2021/03/26

宇佐見

2
そもそも、そんなに歴史に興味があるわけではないので、ふーんという感じだが、ロマンがあるのは確か。4000年以上前のことなのに、こういう王様がいて、こういうふうに栄えて、滅んで・・がわかりやすく説明できることから、科学ってすごいなぁと思う。ピラミッド≠墓を唱え続けている根拠をしれたのも良かった。★★★☆☆2019/03/22

テツ

2
ピラミッド建設は当時の公共事業(農閑期の農民への仕事割り当て)だとか、二日酔いみたいなくだらない理由でもわりと自由に休んだりできたとか既に知っていることも多かったけれど面白かった。僕が子供の頃は奴隷に作らせたみたいな説が主流だったけれど大分変わりましたね。ピラミッドパワーやら未確認飛行物体の発着基地やらそんな荒唐無稽なストーリーがなくても太古の巨大建造物にはそれだけで浪漫がある。続編があるみたいなんで探してみます。2014/09/08

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