C★NOVELSファンタジア<br> われら濁流を遡る バンダル・アード=ケナード

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C★NOVELSファンタジア
われら濁流を遡る バンダル・アード=ケナード

  • 著者名:駒崎優【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 中央公論新社(2012/11発売)
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  • ISBN:9784125011066

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内容説明

バンダルの元に持ち込まれたのは「正規軍を敵に回しそうな」厄介な依頼だった。傭兵隊としての存在そのものを脅かしそうなこの頼みを、シャリースはどうさばこうとするのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋製 

22
未登録の再読。シリーズ物、番外編。シャーリース率いる「アード=ケナード隊」は、最高の評価をされる傭兵団の一つ。彼らは一仕事を終え休暇中だった。先に街に繰り出していた正規軍の兵士に追い出される形で、歓楽街に宿を求める事態に見舞われる。そこで兵士と娼婦の諍いを納めたシィワンをみていた娼館のおかみにある人物の護送と護衛の仕事を依頼される。ほぼ同時に傭兵としての仕事も舞い込んでくる。シャーリースは、おかみとその人物の了承を得て護送後に軍に合流という条件で2つの仕事を聞きうけることにする。久々に読んだが、面白かった2014/03/27

nono

15
図書館本。「バンダル・アード=ケナード」シリーズ7冊目。今回の傭兵の彼らへの依頼は妊婦さんら二人の女性の護衛。むさくるしいおっさん達のお話がちょっとだけ華やかな印象^^か弱い存在に対する優しさが健在なのも嬉しい。「人生は濁流を遡るようなもの」とシャリースの言葉に納得。先の展開が読めずに又しても一気読み。楽しく読了。2017/03/20

ダージリン

11
ハヴィの初々しい好青年ぶりと、久々の女性キャラでいつもより華やいだ感じ?シャリースの采配にはいつもながら惚れぼれします。2010/04/01

すがはら

10
またしても厄介そうな依頼を受けてしまうシャリース。今回は1つ依頼をこなした直後でお金に困った訳ではなく、人情のため。いつもおじさん達ばかりなのに今回は若い女性が2人も登場。不幸な身の上を呪わずに自力で出来ることをしようと前を向く2人に幸あれ。気弱なお人好しの司令官ハヴィーにも春が来そうな予感もありますが、どうでしょう。そんなに世の中甘くないか。サリアが亡父の縁者と結婚して立場を確実にしたと噂で聞いて、ひっそり終わる初恋ってところかな。2022/03/21

まぁち

10
シリーズ7冊目。第4話。 今回の雇い主は妊婦さん。男だらけのむさ苦しい傭兵隊に女の子がいると、いつもとは違った雰囲気に。隊の紅一点である狼のエルディルも心なしか嬉しそう。進んで雇い主の護衛に付き、男どもを牽制。浮かれ気味な隊員たちを、男なんて…と小馬鹿にしてそうで面白い。そして、第1話に出てきた貴族の若者・ハヴィが再登場。指揮官として部下を率いることの難しさや責任の重さに苦悩しながらも、真っ直ぐ立ち向かっていく姿に好感が持てた。きっといい上官になるだろう。タイトルでもあるシャリースの言葉が心に響いた。2017/03/07

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