内容説明
「マスコミの情報を鵜呑みにする」「目の前の単純な雑務の裏にある真実を読めない」など、素直であるがゆえに一方的な思考になりやすい人々に対して、司法試験のカリスマである著者が教える「物事を多面的・客観的に見る」ための思考法。
目次
序章 あなたは思考停止に陥っていませんか?(いきなりベストの答えを出さなくていい 考え続けることで「答えのようなもの」が見えてくる ほか)
第1章 つねに「視点」を移動する(視点の移動で「思い込み」を排除する アイデアを広げる「水平思考」 ほか)
第2章 あらゆることを「疑う」(行動する前には必ず考えなくてはいけない 「その言葉が具体的に何を指すのか」を考える ほか)
第3章 「知識」と「感情」を融合させる(「知識・感情・意欲」をバランスよく育てる まずは理屈ではなく「感じる」 ほか)
第4章 考え続けるにはどうすればいいか(人間はそもそも意志が弱いもの 「何のために考えるのか」をつねに意識する ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
20
★★★Audible。2017/10/26
モッタ
7
☆☆☆多くの問いに対してベストな答えが出ることは少ない。ベターな答えを出し、さらに考え続け、ベターな答えを出す。この繰り返しにより、ベストな答えに近づけていく。このプロセスが大事なのだろう。2011/05/01
yk
4
感想漏れ2012/05/28
のし
4
視点の移動で思い込みを排除するすることはとても重要だとおもう。そして常日頃ベターな選択をくりかえしていきたいとおもう。2012/01/23
シフ子
4
141イ 既成の理論や概念にとらわれない水平思考などを用い 実際に起きた問題 例えば北朝鮮への経済制裁などをとりあげ 体系だてて考える方法を提示する。問題を考えるきっかけにはなるが その方法を考え出した心理学者が書いた本を 直接丁寧に読むことが必要だ。その上で この本の著者のように自分に起きた問題を解決していこうとする姿勢が大事かと思う。2011/07/18