内容説明
あなたの常識を引っ繰り返す「本の読み方・生かし方」! ◎速く読むカギは「目の使い方」に隠されている◎「文字を追う速度を上げる」「正確に行を追う」方法◎「音声化」しないで「1行、1秒」で読む◎同じ分野の本を同時で並行で読む記憶術◎「鑑賞読み」の技術、「情報読み」の技術◎覚える読書とは、楽しむ読書とは? ……最先端の科学的メソッドがその効果を保証します!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かなっぺ
137
斜め読み。私には向いていない。どういうところがと言うと、うーん、何とも言い難い。ただ、『焦らない』『飛ばし読みはしない』は頷ける♪2018/01/14
月讀命
87
1冊10分;600秒で読むという事は、本1冊250ページとして、1ページを2.4秒という驚異的なスピードで読む。ということは、パッと見て、重要そうな単語を拾いながら、見開き5秒弱で1枚捲り、次のページに進まなければ追いつかない。やはり、ある程度の教養を持ったうえで、語彙やそこに書かれている意味や情報を理解し、目を上手に使って早く読むことが重要。早く読めたとしても、理解していなくてはなんにもならない。全てを10分で速読するのではなく、時には、精読、音読、黙読、斜め読み、積ん読、読書にも色々あっていいと思う。2012/08/25
かわうそ
72
★★★★☆こういう類の本には珍しく参考になった。司馬遼太郎は1分間に1万字から2万字の速度で読んでいたという。速読は目の動きが重要で目の視野を広げる訓練が必要。心の中で文字を音声化せずに読むように訓練する。瞑想も大切。椅子に腰をかけ背もたれに寄りかかっていいのでゆったりと座る。深呼吸を三回する。100から1まで数一つにつき3秒から5秒ぐらいかけて数字のイメージを浮かべながら数える。食事についても牛乳を飲まない。牛乳は鼻づまりの原因にもなる。日本食を大切にする。生モノを食べる。砂糖が含まれていものは食べない2016/09/29
ハッシー
68
★★★★☆ 3年ぶりの再読。拾い読みや飛ばし読みではなく、すべての文字を読むタイプの速読術。速読のトレーニングをしていた頃はかなり早く読めたのだが、ここ数年はほとんど速読テクニックは使っておらずスピードは落ちている。ただ、毎日読書をするようになってから感じるのは、小手先のテクニックを使わなくても、読書量が増えるのに従って、文章の理解も早くなるし、一字一句目で追わなくても文脈を補完して理解する能力が磨かれるので、読む速度が自然と上がるということ。本書のテクニックを使ってまたスピードを上げてみようと思う。2021/06/17
白拍子
31
知識をつけるためには、本を読む事が近道であろう。本を読む事は、その著者を家に招きいれる事である。古今東西の著名人の言葉が、本を通じて語りかけてくれる。福沢諭吉や、鴨長明など既に亡くなってしまった方々の、そしてダーウィンやアインシュタインの様に西洋の言葉も翻訳して日本語で語りかけてくれる。それも文庫本なら数百円で・・・である。だから、たくさん読みたい。しかし、時間がない。よって、速読術でもマスターしたいところである。じっくり読みたい本は丹精込めて、情報収集が目的の時は、速読で。いろいろ使い分けて読みたい。2018/02/07